一昨日、我が家から歩いても行ける北一色のスーパー・ヤナギヤの近くで、 31歳の男が殺されるという事件があった@現場検証に向かった杉山です。
ちなみに、勝手に現場検証に向かっただけで立ち会った訳ではありません。
ですから、ドラマ『相棒』の杉下右京になり切りながら捜査を始めました。
さぁ、そんな田舎で起きた事件なので岐阜新聞の紙面が北一色一色だった ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■以前から気になっていたことがありました。
それは、1人のある優秀な社長のことです。 会社の業績も順調で頭も切れるA社長です。
■しかし、どう言う訳だかB社長の前では萎縮しています。
あ、AとかBというのは便宜的に作った架空の名前です。 気になって仕方がなかったのでA社長に訊ねてみました。
■すると私は驚いたよ、ジェームズ。
ちなみに、ジェームズというのは、 外国映画でよく耳にする名前です。
■たった一度だけB社長に助けてもらったらしいのです。
A社長が資金繰りでにっちもさっちもいかないときに、 B社長に300万円ほど借りたことがあるらしいです。
■でも、とっくの昔に返しています。with 金利。
そう、ちゃんと利息を乗っけて完済したんです。 それなのにいまだにB社長に頭が上がりません。
■まったくお手上げだぜ、ステファニー。
感謝はたった1回だけすれば十分です。 1回の施しに1回の感謝でチャラです。
■そうでなければB社長が死ぬまで従属し続けなければなりません。
それこそ、人生の赤字です。借金を返せば義務は果たしたんです。 ましてや、利息を乗っけたんだから相手は満足しているはずです。
■感謝と言う名の負い目は、人生の赤字部門です。
一度でも頭を下げれば合掌すれば十分なんです。 それ以上続けると、相手が悪者になるはずです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
相手が悪者になるというのは、傍目から見て 相手が威張って見えるというのもありますが、
最後には、B社長がA社長にお願いをします。
必ず「保証人になってくれ」と言うはずです。
そのとき負い目を感じているA社長は断れません。 1年後、B社長の会社は残念なことに倒産します。
すると、B社長がA社長を道連れにしたと世間では噂します。 だから、感謝と言う名の負い目は、相手を悪者にするんです。
ここまで作文を書いた自分にモーレツに感動をしております。
ビジネス・コメディ作家としてなら、 かなりいい腕があると自負しています。
1回ありがたい施しを受けた場合には、 1回感謝をすればそれで±0なんです。
いつまでも恩に着ていては最後は相手が悪者になります。 ユニクロのフリースと同様に使い捨てる感覚が大切です。
ちなみに、私のフリースはこの冬で丸3年目となります。 私は、チーム・マイナス6%を応援しているいい人です。
会社に上下関係があっても自分の人生にはあり得ません。 感謝と言う名の負い目は、死ぬまで続く人生の赤字です。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━