砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1242滴:両手の限界

50%OFFのチケットがあったのでガストの城東通店へ家族で行ったら、 21日が期日だと言われ4800円も払った@かなり危なかった杉山です。

ちなみに、5000円もあればガストで吐くほど食えると思っていました。

ですから、サンタの衣装を身に纏ったおばさんの店員が少し目障りでした。

さぁ、そんな還暦のような赤い衣装の下には純白の網タイツを履いていた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■来年の計画や新しい事業について激しくご相談を受けますが、

みんな欲張り過ぎです。今が幸せならば横滑りで御の字です。 今年がよかったら来年はもっとよくしたいとみんな言います。

■お手玉があるでしょ。それを両手に持つと、

交互に高く上げて遊んだりしましたでしょ。 あれを3つ同時に上げるのは難しいでしょ。

■今日の幸せは2つが限界です。

両手に乗る分しかありません。 今までにたくさん持ちました。

■でも、同時に3つ以上持ったことはきっと少ないと思います。

私は、よく「ジッと手を見る」とふざけたように言いますが、 あれは現状の幸せを確認しているのです。と今、思いました。

■常識的にも右と左の両方がふさがっているんだから、

どっちかを手放さなければ新しいものは掴めません。 それなのに3つ目を掴もうと一生懸命に頑張ります。

■だから、堕ちるんです。我欲をむき出しにする奴は、

2つを握ったままさらに新しいのを掴もうとします。 しかし、両手はふさがっています。いら立つ亡者は、

■ついには両手を放して新しいものへと飛びつきます。

だから、奈落の底へと堕ちるんです。決まってます。 右か左を放せば新しいものはちゃんと掴めたんです。

■昨日までに何百、何千と嬉しいことや楽しいことを経験しました。

でも、今日の幸せは2つが限界です。それ以上は絶対に無理です。 今日の幸せを手放すことができる人だけが新しいものを掴めます。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

まぁ、両手じゃなくても片手だけでも十分だと思います。

両手がふさがっていたら、 もう絶対に無理なんです。

バーゲンと同じことです。それ以上は持てないはずです。

それなのに口でエルメスの袋を奪いとろうと頑張ります。 エルメスの本社の役員がその姿を見たら嘆くと思います。

そーいう奴らはエルメスよりもヘルペスがお似合いです。

仮に、口で3つ目の幸せを確保できたとしても、 その状態では、ご飯も満足には食べられません。

生まれてから昨日まで、たくさんのハッピーがありました。 でも、それらはすべて過ぎ去った歴史上の出来事なんです。

2007年12月25日のハッピーは、 いくら頑張ってみても2つが限界です。

サンタクロースからのプレゼントが欲しければ、 どっちかの手を空っぽにしないともらえません。

たしかに、嬉しいことは一度にたくさん起きるかも知れません。 でも、それらを同時に3つ以上も持つことは絶対にできません。

まともな人間ならば。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━