砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1339滴:部長曰く「売れないものを売らない勇気」

愛車のガソリンが残り1目盛りとなったので今日中に給油しようかどうか、 昨日の夜から悩んでいる@腹が立つほど小っちぇ野郎だと思った杉山です。

ちなみに、今日が暫定税率の最終日となるので明日に給油するつもりです。

ですから、義理の母親がエイデンに行きたいと叫んでいますが無視します。

さぁ、そんなスタンドで「10リットルだけ」とは恥ずかしくて言えない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■ある部長とお話をしていました。

その部長は凄腕の営業マンです。 その秘訣を教えてもらいました。

■部長曰く「やってもムダなことをやらなければ売れる」そうです。

ほとんどの営業マンは「やってもムダなことに時間を費やすので、 本当に大切なことがちっとも見えて来ない」と笑って言いました。

■売れるものを作る努力や、

買いたい人を探す努力や、 売れないものを売る努力。

■上記の3つこそがムダだと部長は言いました。

本当に大切なことはそんな安いものではなく、 「売れないものを売らない勇気」だそうです。

■これさえできれば、活路が見出せるそうです。

と、伊武雅刀にそっくりな部長は言いました。 目尻の笑い皺が気持ち悪いほどそっくりです。

■「腐っても食う」と言ってみて!とここまで出そうになりました。

ちなみに、ここまでというのは当然、喉ぼとけの真ん中辺りです。 多くの人は「売れないものを売らない勇気」などまず持てません。

■でも、いつまでもそんなものにこだわっているからこそ、

時流とお客と勝機を逸してしまうと雅刀は力説しました。 そう、商品への愛着が聖域を作って盲目にさせるのです。

■売れないもんは売れん。世間は、それを必要としていないんだから。

それを売りつけることは詐欺&強要となんら変わりません。だから、 売れないものへの愛着などキレイさっぱり捨て去ることが肝心です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

生れてはじめて「活路を見出す」という言葉を使いました。 お恥ずかしい話、43年間も「勝路」だと思っていました。

でも、私と同じような粋な人間は368人はいるはずです。

愛着は、1年が過ぎると執着に進化します。 売れない商品に気味が悪いほど執着します。

だから、いつまで経っても売れないんです。 売れないものは、いくら頑張っても売れん。

タダでも要らないんだから。欲しいものは、 いくら高くてもみんなお金を払うはずです。

売れるものを作る努力・買いたい人を探す努力・売れないものを売る努力。 こんなつまらんことばっかやっているから1cmも売上げが上がらないのよ。

ここで言う1cmというのは、営業成績の棒グラフのことです。

商品に愛着をもって聖域を設けた時点でジ・エンドです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━