横浜で調剤薬局を営む女社長が「46歳でもアラフォーでいいのね?」と、 真剣に答えにくい質問を本気で訊ねてきた@アラフィーだと思う杉山です。
ちなみに、アラフォーとはaround40の略で35~44歳の女性を指します。
ですから、惜しいですが46歳だと確実にaround50のカテゴリに属します。
さぁ、そんな間が抜けた感じのアラサー(around30)よりはマシだと思う ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■よく「自分を変えたい」という社長がいます。
仕事も家庭もすべてひっくるめて変えたいと。 でも、残念ながら変われるはずもありません。
■黄色いキュウリの花が赤いバラの花に変わったなんて、
43年間の人生の中で一度も聴いたことがありません。 しかし、それと同じことを多くの社長は望んでいます。
■そう、たとえ今日の自分を変えることができたとしても、
昨日までの自分は一体どこに行ってしまうのでしょうか。 昨日までの自分を否定したら今日の自分も存在しません。
■同じ26cmのリーガルの靴がお店に並んでいました。
でも、それがすべての人に心地良いとは限りません。 靴のサイズが同じでも合わない人はたくさんいます。
■黄色いキュウリの花は、黄色いキュウリの花として、
ひっそり生きればいいんです。そこで背伸びをして、 赤いバラの花になろうと上を見るから間違うのです。
■親父は生前「お前は一番上に立つ人間じゃないから」と私に言いました。
黄色いキュウリの花は、黄色いキュウリの花として生きるべきなんです。 親が赤いバラの花じゃないんだから、その息子も同じに決まっています。
■そんなことも理解できない社長がそこかしこです。
持って生れたものは絶対に変わりっこありません。 そのカテゴリの中で研鑽すれば満足するはずです。
■もっと自分のDNAを大切にすることです。
今から変わる必要など1ミリもありません。 黄色いキュウリの花もけなげで美しいです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
私の親父自体が究極のナンバー2でしたから、私も きっとそのような生き方が似合っているのでしょう。
バカの一つ覚えみたいにバラとか派手な花を好みますが、 明らかに分不相応だと目に映ってしまう人間が多いです。
無理にステップアップなどする必要もありません。
同じ靴のサイズでも合わない奴はたくさんいるんだから。 その靴のサイズの中で地味に存在を示せばいいだけです。
人生、いぶし銀です。
赤いバラの花のような奴は、生まれた時点でそうなのよ。
しかし、黄色いキュウリの花よりも赤いバラの花の方が 美しくて格が上だと決めたのはあなた自身だと思います。
だって、万物にランキングなんて絶対にないはずだから。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━