砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1837滴:やらなきゃいけない人間の条件

昨今、相も変わらずの就職難らしく、 先日も32歳の男性から相談を受けました。

彼は、平日の多くの時間をハローワークに費やし、 それなのに「思うような就職先がない」と嘆く日々です。

ハローワークにいい就職先などあるわけがない。

そこで彼には「履歴書を持参して自分がいいと思う会社を 片っ端から回ったらどうなのよぅ!」と言ってやりました。

どうなのよぅ!の「よぅ!」の部分はオカマ調のだみ声です。

どうせハローなワークで貴重な時間を費やしたところで、 もともとそこにはステキな会社など1社もないんだから。

だったら、1cmでも可能性がある策を取ったほうが賢明ですよね。

すると案の定、彼は「そんな…飛び込みで就活なんて自信がないです」と。

だったら、ろくな会社どころか日雇いでさえも無理ですね。

自信がないから自分から行くしかないわけだし、 自信がないからやるしかないんじゃないですか。

自信に満ち溢れている奴のもとへは、 会社のほうから「ウチへ来て下さい」と誘いがあります。

そんな自信がないからこそ自ら売り込まなきゃいけないのでは?と、 朝っぱらから森永の板チョコを2枚食べたらお説教された私は思う。

自信がある奴はあくせくしなくてもいいの。 向こうから頭を下げながら菓子折りを持って来てくれるから。

でも、自信がない奴が同じようにそれを待っていても、 真冬のカメムシでさえも相手にはしてくれないの。

どんな立派な弾でも撃たんと当たらん。

そう、自信がない奴ほど撃ち続けないといいものは手に入りません。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

今朝、目覚まし時計を見たら12時35分。 私の意に反して単3電池が切れていました。

単3電池でさえも思うようにならない昨今、 待っているだけで意中の人(会社)が近づいてくれるわけがない。

自信がないからこそ動かなければNGです。

そこで私は決めたのです。死ぬまでに1つでも多くの水族館を訪れようと。

今までにもたくさんの族を訪れましたが、まずは小っちゃな竹島水族館から 老後のための想い出作りに取り掛かりました。

ツーは、水族館のことを「族」と言います。 まぁ、そう呼んでいる人間は私以外に存じませんが。

自信がない人。動かないとそのまま固まって終幕ですよ。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━