砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1861滴:JR快速みえ1号より近鉄特急

昨日は、陽気につられて三重県の鳥羽まで一滴増した。

急に行きたくなったのと今までは近鉄特急でしか行ったことがなかったので、 JRの快速みえ1号で行きました。

思ったことは、やはり三重県は近鉄特急が一番。

まぁ、昨日は品のないおばさまたちの声が大きいこと大きいこと。

「あんた、九州に行くならどこがいいかね?」という設問から、 お連れの5人が延々と1時間以上もギャーギャーと騒いでました。

鳥羽までの2時間で3つの仕事を終わらせようとしていた私は、 絶望感と虚無感が頭の中でマイム・マイムを踊っていました。

そして、私の周囲にもそれらしいサラリーマンが数人いましたが、 「きっと仕事ができない給料泥棒だろうな」と腹の中で思いました。

仕事ができるビジネスマンなら間違いなく近鉄特急を使うはずです。

月曜日のチラシを握り締め、10円安い隣町のスーパーまで 必死に自転車をこぐ主婦を笑いますが、それとまったく同じです。

指定席料金、せいぜいかかっても500~1000円。 それで2~3つの仕事ができればむちゃくちゃ安いものです。

別に仕事をしなくとも、その間にゆったりと英気を養えれば それ以上に安いものです。

何もグリーン車に乗れとは言っていません。

少なくとも、その車両には自分が座るシートが確保されているという、 [自由席]と書かれた看板の前に並ばなくても良い安堵感が大切です。

指定席料金が会社から経費として出なければ、 自腹を切ったところでたかが知れています。

自分に投資をするということは、貴重な日曜日を潰して 大原簿記へ行くことだけではありません。

その区間、その時間をお金で占有するということは、 頭のいいビジネスマンがよくやる手です。

そして、決まって彼らはその金額がゴミと思えるような 多くの給料を手にするようになっています。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

当然、帰りは近鉄特急にしました。

真っ昼間に一杯やったので終点の名古屋まで爆睡でしたが。

新幹線は、指定席以外乗ったことがありません。

お金云々ではなく、あの[自由席]の前に並ぶことが、 生理的に耐えられません。

空席という死骸をあさるハイエナのような目つきの連中が、 魑魅魍魎のようにそこにうごめく光景が私には耐えられません。

そんな行列に並ぶサラリーマンを垣間見て、 「仕事、できない奴なんだろうなぁ~」と思います。

結局、小銭を貯めた奴は、貯めたそれ以上にお金を失い、 自分に投資した奴は、それ以上の報酬を手にするものです。

しかしジュゴンや海獣たちも当然、素晴らしかったけど、 アフリカマナティーは思いっ切りでかくて愛らしかった。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━