昨日、近所のホームセンターまでカミソリの替え刃を買いに行きましたが、 ついでにレジ前に陳列されていた単3の乾電池も買ってしまいました。
まぁ、自宅には50本くらいあるんですが。。。
それを買いに来た人だけを狙っていても売上は伸びません。
それを買うつもりもなかった人に買わせてなんぼの世界です。
だって、それを買いたいと思っている人の絶対数はいつも同じだからです。
カミソリの替え刃を欲しいと思っているキャパは、 今年も来年も再来年もほとんど変わりません。
私は、最初からカミソリの替え刃を買おうとホームセンターへ行きました。 でも、そこがコンビニでもまったく構いません。
要は、カミソリの替え刃を買う一消費者としての位置づけは同じです。
ところが、カミソリの替え刃だけに留まらず、 あろうことか単3の乾電池までも買ってしまったのです。
ココ、非常に大切なところです。
たまたまレジ前に陳列されていたから買ったわけではありません。
このレジの前に並んでいる人の目線に合わせて乾電池を並べておけば、 3%くらいの人は手を伸ばすだろうというストーリーがあったからです。
SEO対策は、その目的を持った(買いたい)人を集めることはできても、 それを買うつもりもなかった人に買わせることはできません。
それを買いたい人、欲しい人のキャパは決まっている訳だから、 それ以外を買ってもらわない限り、売上も利益も伸びっこありません。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
欲しい人に欲しいものを売っても景気などよくなるはずもありません。 欲しくない人に欲しくないものを買ってもらってはじめて上向きます。
日常生活に必要なもの(これを専門用語で生活必需品と呼ぶ)を 売っていただけでは、世の中の景気はズッ~と地べたを這いずっています。
だからと言って、書店でお菓子を売るのはバカげています。 そんなことをやっていると最後には潰れるだけでしょうね。
○○の本を買いに来たけど、きっと読まない△△の本まで買っちゃった。 と、流れをもっていくのが商売人の腕の見せどころじゃないでしょうか。
そんな訳で、自宅には売るほどある単3乾電池を買ったし、 その気もないのに1クリックで『黄昏』も買ってしまった。
まぁ、少しでも世の中の景気に貢献できれば嬉しいです。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━