来る○月○日に△△セミナーをやりますので、是非お越し下さい。
私は□□のスペシャリストですので、どうぞお気軽にご相談下さい。
つまり、この指とまれ!というやり方ですね。
しかし、これでは縁故者以外は、真夏の昆虫さえも集まってくれません。
「私はこれだけできるから」それを望む人は集まって!というやり方は、 絶対に上手くいきません。
だって、それをできる人は世の中にゴマンといるからです。 もっと言えば、あなたより優れた人は半径5キロ以内に腐るほどいます。
ですよね?
「これができるから」ではなく「あの人たちは何を望んでいるのか?」が 大切なのではないでしょうか。
また、その望んでいるもの全部を担保するのではなく、 その中の1つに焦点を絞ることが肝心です。
あなたが何ができるかどうかなど、相手からすればどーでもいいことです。
私が望むことの中で、何をやってくれるかだけが問題で、 それをちゃんとやってくれる人に対してお金を払う仕組みが商売ですよね。
世の中には、あなたよりも優れた人はトンボの複眼の数ほどいるものです。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
それに、そのほうがマイペースで商売ができるというものです。
「これができるから」と打ち出して、それに集まった人は厄介ですよ。 言いたいことを言ってきますからね。
一方の「あの人たちは何を望んでいるのか?」を考えて打ち出し、 それに集まった人たちは、目的がはっきりしているので簡単です。
よく「ターゲットを絞ること」と言われますが、それは
「私はこれができるから、それを望む人を集める」ではなく、 「その人たちが望むものの中から1つを絞り出す」ということです。
一見すると同じに思えますが、1人称がまったく逆です。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━