ここで質問です。棒高跳びのバーと110メートル障害のハードル、
そのどちらが乗り越えやすいでしょうか?
ハードルですよね。
まともな100人中100人がそう答えると思います。
だったら、そのように取り組めばいいじゃないですか。
目の前に大きな障害があったとします。 その障害は、会社の業績だったり人間関係だったり実にさまざまでしょう。
他人から見れば大した問題じゃなくても、当の本人からしたら、 問題が起きた時点ではすべて棒高跳びの高さに感じるものです。
ブブカでも飛び越えられないようなモーレツな高さのバー。
だったら、その高さが30cmくらいのハードルに分割すればOKです。
4行前でも言いましたとおり、他人からすればどーでもいいような些細な 問題を泣きそうな顔で「どうしようどうしよう」とうろたえているあなた。
それは、問題の奥がマリアナ海溝のように深いからうろたえるのではなく、 問題が壁のようにそびえ立っているように見えるから怯えているのです。
困難の尺度は、深さではなくその高さです。
だったら、6メートルの高さバーを30cmずつのハードルに分割すれば OKです。
目の前の問題は20個に増えますが、その1つずつは 的確な対処さえすれば確実にクリアーできるレベルです。
だって、30cmのハードルってまたげばいいだけですから。 それをまたぐかまたがないかは、あなた次第の別問題です。
大きな問題を1つのままに放置しておくと途方に暮れて終わります。
ブブカでも飛び越えられない高さをあなたがクリアーできるわけがない。
┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────
とは言いながら、最近では10cmの段差でも ガッツンガッツン平気でつまづくことが多くなった私です。
かかとを上げるのが面倒なので摺り足で歩いているのよね。
おそらくマウス片手のみなさんの平均年齢は37歳と4ヶ月だと思います。 では、37年4ヶ月の間にマリアナ海溝並に深い困難があったでしょうか?
一切なかったですよね?
あったら今、こんなところにはいませんよね。
「あぁ。。。私には絶対に無理だ!!」と思ったのは、その高さゆえに。
ならば、それを1つずつ分割すればいいだけのことです。 分けてみれば取るに足らない小っちぇ問題ばっかだって。
では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━