砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1944滴:潮時を知る

どうもこのところ「あきらめない」を連呼する傾向にあるというか、 それを口にする人が多いようです。

たしかにあきらめずに成し遂げた明るいニュースはありました。

体がボロボロになってもあきらめずに通算1047勝を上げた 魁皇関も素晴らしいですし、

戦前の予想を見事に覆したなでしこジャパンの優勝も立派過ぎます。

そう、これらはすべてあきらめずに成し遂げた偉業です。

でも、稀です。言い換えれば、数少なくて珍しい様だということです。

そんなことができるのは何百万人に1人の確率ですよね。

そうでなければ、みんながみんな国民栄誉賞や 各自治体の名誉賞を取りまくってしまいます。

感動はもらっても、自分も追随しようとしてはNGです。 傷口を広げるだけなので。

思うに“いかに上手にあきらめるか”ということが生きて行く上で 最も大切なことなんじゃないですかね。

よく「今が潮時(しおどき)だな」と言いますよね。

あれを悪い意味で捉える人が多いですが、 潮時というのは「潮の満ちる時」そして「潮が引く時」のことです。

残念な結果になった末の終わりを指す言葉ではありません。

物事を始めたり終えたりするのに適当な時機のことで、 言ってみれば絶好のチャンスです。

だから、いつまでも1つのことに固執してあきらめないと せっかく訪れた潮時を逃してしまいますがね。

そんなことはサッサとやめて、1分でも早く次の仕事に取り掛かるべき! ということのほうが結構多い。

問題は、それをずっとやり続ける価値があるのかどうかを あなた自身が分かっているのかどうかです。

頑張って続けても徒労に終わってしまうことを 今の風潮に流されていつまでもあきらめずにやっていませんか。

そんなことをなんとなく感じた今日この頃でした。

あきらめずに続けなきゃいけないことって、人生の中で そうはないと思いますがいかがなものでしょうか。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

青春18きっぷがあと2回分も残っている(全部で5回分)ので、 どのように消化しようかと3日前から悩んでいる真っ最中です。

やはり鈍行の旅は、46歳と11ヶ月と5日の体にはキツイです。

そこで、いつものように話はコロッと変わりますが、

「イラストライター(漫画やイラストを描く方)」を募集しております。

4コマ漫画やワンカットのイラストなどを描くことができるという方で、 私たちの仕事を手伝ってもいいと言う方はご連絡願います。

[件名]に“イラストライターの件”と書いていただき、 [本文]にはお名前と性別だけ記入していただければOKです。

後ほど、こちらからメールで仕事内容や報酬などの詳細をお送りします。

また、過去の作品などがある方は、メールに添付していただければ 非常に助かります。その際、あまりにデータが重い場合には、 下記のデータ送信サイトを利用して送っていただければ幸いです。

ファイヤーストレージ http://firestorage.jp/

当然、やってみたいという方ならどなたでもOKです。

ただ、一度やると決めたら絶対にあきらめることなく、 日々まい進していくのが人としての定めだと思います。

あきらめてばかりじゃ一歩も前進することが出来ません!

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━