砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1951滴:伝える言葉と伝わる言葉

賢明なあなたならすでにご存知のことと思いますが、 私はタバコととろろとトマトジュースが大嫌いです。

中でもタバコの煙には体質的に弱く、3分でもその中に居ようものなら 翌日には熱を出してしまうほどです。

なので、今では外食する際にも味や価格で選ばずに 禁煙席の有無で店を選びます。

それも「分煙」ではなく完全に「禁煙」の店を。

ランチタイムは禁煙で、夜は喫煙の店もNGです。 壁に腐った臭いが染み付いているからです。

そんなデリケートな私が、店に入るときに「この店って禁煙ですか?」と 店員に訊ねると100%「はい、大丈夫です。吸えますよ」と返されます。

それじゃあ困るんだよね、まったく。。。

そこで「この店って喫煙ですか?」と訊ねると 100%「はい、大丈夫です。吸えますよ」と返されます。

今までに100回以上試しましたが例外なく100%です。

純粋に訊ねている私と素直に答えている店員、 どちらも正解だし悪者なんか1人もいません。

意味は伝わっているのに意思は伝わっていません。

非常に日本語は難しいものだと痛感させられます。

ちなみに、先方に悪意はないにしても、私が喫煙者だと間違われることは、

「あなたはミトコンドリア人ですか?それともゾウリムシ人ですか?」と 富士山の山頂から見下して言われているような気がしてなりません。

だから、いくらお店側に悪意や悪気がなかったにしても、 私が気持ちよくランチを食べることができるようにしたかったのです。

そこでベビーピンク色の脳細胞を働かせて考えた問い掛けが、

「この店に禁煙席はありますか?」でした。

すると100%私がタバコを吸わない人間だということが伝わりました。

「この店って禁煙ですか?」    …× 「この店って喫煙ですか?」    …× 「この店に禁煙席はありますか?」 …○ 「この店に喫煙席はありますか?」 …×

まぁ、この言葉だけでその店が分煙か否かは判断できませんが、 少なくとも私が喫煙者だと間違えられることはありません。

伝える言葉は4通りあっても、 伝わる言葉は1つしかないものだと思った47歳と6ヶ月です。

伝わってこそ日本語ですねぇ。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

話はコロッと変わって、このところ一日一食主義を貫いています。

その結果、体調がすこぶるいい感じですね。 体重はといえば、3ヶ月で5キロほど減りました。

もう脂ギッシュな肉は一切食べたいと思いません。 おそらく口にしても吐いてしまうような感じです。

そこで今、ジッと考えている事案があります。

ある人に「それは何が目的なの?」と訊かれ、 何が目的だったのかまったく分らないのです。

なので便宜上、「健康と若返り」と答えていますが、 120%本意ではありません。

一体、何が目的だったのでしょうか。。振り返っても僕一人。 考えられる項目をA4の用紙に書き出している真っ最中です。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━