中国では水の心配をしていたが、なぜか異様なほど胃腸の調子が良かった。
老人たちの憩いの場である天壇公園では太極拳などで汗を流す人々がいた。
そこに圧倒的な存在感を誇る祈年殿があった。
親しみを覚えた。瑠璃色に覆われた屋根や朱色と金色の壁面が眩しかった。
建物には釘を使用せずに柱のみで支えてあった。昔の中国人は素晴らしい。
祈年殿東配殿には祈年殿の資料が展示されていた。祈年殿西配殿もあった。
少し逸れた場所には廃墟のような古めかしい建物と防火用の水瓶があった。
この中で愛新覚羅の末裔が書と絵を描いていたが、本当にそうなのだろうか。
少しばかり雨模様の天安門広場。人民英雄記念碑の向こうには人民大会堂。
毛沢東は、中華人民共和国の建国をこの門の上から世界に向けて宣言した。
故宮の正門である午門だが、さすがに日本の城郭の虎口とは大いに異なる。
アンティーク調の自動販売機が2機並んでいたので気になって仕方なかった。
映画『ラストエンペラー』の中で愛新覚羅溥儀が即位した舞台がこの太和殿。
10時間あっても観切れない規模なのでツタヤでDVDを借りてこようと思った。
とりあえずビールを飲んだ。胃腸は絶好調だが味覚はまったく合わなかった。
天津喜来登大酒店。100元(24時間)でネットを繋ぐと15分ほど仕事をした。