砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1957滴:巨大な壁をくぐり抜ける小さなコツ

一昨日、のど飴をガリガリ噛んでいたら突然「ガキッ」と嫌な音がしたので 恐る恐る横目で見てみたら案の定、詰めてあった銀歯が抜け落ちていました。

筆舌に尽くし難いショックを隠せなかった杉山です。

「筆舌に尽くし難いショックを隠せなかった」シリーズの第2弾でしたが、 縁起でもないのでこれで終わりたいです。

私は「バリバリ仕事ができる外資系の二枚目」のように思われていますが、 それは高木ブー!大きな間違いで、当たっているのは「二枚目」だけです。

抜け落ちた銀歯でさえも、いぶし銀っぽい二枚目でした。きゃはッ!

だから、そんな昭和枯れススキみたいなことはどうでもいいんです。

一日に1個(1作業)しか仕事がこなせません。 1個終わるとギヤが根こそぎ入りません。

でも、それはとてもいいことですし、あえてそうしているのかもしれません。

例えば、ひとつの目標を立てるじゃないですか。簡単にできる目標など だれも立てないし、と同時に宇宙規模の壮大過ぎる目標もだれも立てません。

そこそこ難しいんだけど、計画的に取り組めばきっと達成できる。 それを数値化して時系列に落とし込んだものを目標と呼ぶのです。

そうですよね?

でも、まったくできませんよね? 今年もあと3ヶ月ですが、年初の目標は30%も達成していませんよね?

それは、目標が悪いのでも器量が悪いのでもなくて、やり方が悪いだけです。

例えば、2015年に上場したいという目標を立てました。 そのためには、2014年の決算までにやらなきゃいけないこと、 2013年の6月までに作らなければいけないこと。

そして、2012年の大晦日までに達成しなければいけないことがあります。

だから、2012年度中にやらなければいけないことを12分割し、 それを30日で割れば「今日やること」が明確になります。

「今日やること」が明確にならなければ、目標自体が100%おかしいです。

でも、もっと大事なことは「今日やること」を「明日やろう」であり、 それ以上に悪いことは「明後日できること」を「今日やろう」です。

そうすると350%続きません。

途中で嫌気が差すからみんなやめてしまうのですが、嫌気が差す原因は、 上記後段の「やる気という前向きの悪意」なのですがね。

「今日やること」だけを「今日やり続ければ」目標は絶対に達成するだろ!

と、自分に言い聞かせている昨今でございます。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

北海道のJR根室駅に降り立ったら、いきなり黒づくめの男たちに囲まれ、 「お前は何者だ!どこから来たんだ?」と強い口調で問い詰められました。

「岐阜から来た者で、怪しい者ではありません。住民票も岐阜市です」と 一生懸命に説明したのですが、「偽造するのは簡単だ」と一蹴されました。

本当に疲れる夢は嫌なものですね。布団が大量の寝汗でグッショリでした。

そこで『100滴本』がゴマブックスから電子書籍となりました。

http://itunes.apple.com/jp/app/press/id555248625?mt=8

タイトルはマグロからサンマほど変わりましたが、その中身はと言えば、 一言一句どころか句読点までリンリン・ランランと同じくらい一緒です。

ただ、どうやって買えばいいのか分らず、自分でもまだ買っていません。

こうやって中年男は時代に取り残されて行くのでしょう。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━