砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

無心は、あり得ない

「お前はアオレンジャーで、俺はアカレンジャーね」というのは、アオレンジャーはそこそこカッコいいから笑えるイジリだが、「お前は青影やれよ。俺は赤影やるから」というのは確実にイジメ行為だ。平成生まれのそこの君、ちゃんとついて来なよ。ある社長から「あなたは西郷隆盛のようだ」と褒められたことがあるが、この場合、間違いなく言った本人は坂本龍馬のつもりだろう。このように最初に2番目を相手に差し出して中途半端に喜ばせておき、その後から自分が1番を選ぶことを三原方式と私だけは呼んでいる。いたんだよ、三原という姑息な奴が。サラリーマン時代に何度となく座禅を組んだことがある。その度に住職が「無心になるんだぁ」と半分死にかけの状態で繰り返し説法していた。コイツ、大丈夫か?と思った僕だった。心を無くしてどうするんだよ。それを言うなら平常心だ。心がブレることなく常に変わらないことが一番強い。毎日、何も変わらないことが一番強い。私のほうがそこらの坊主よりずっとマシだ。