砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

奥玉への提案 ~脱・夫の小遣い制

私は生まれてから一度も小遣いをもらったことがない。あれって餌みたいで「乞食か?」と思えて仕方ない。幼い頃は欲しいものがあれば親に言えばよかったし、今では湯水の如く使ってもOKだが、そもそも原資がない。ハハハ、元手がないと何ともならん。しかし、月5万円の小遣い制に甘んじている世の夫たちよ、君たちが出世もできず、うだつの上がらない人生を送っているのは慢性的に抑うつされた小遣い制のせいだ。諸悪の根源は妻なんだよ。私は、そーいう妻たちを軽蔑して奥玉と呼んでいる。「だって妻のほうが数字に強いし」と嘆くダメ夫に告ぐ、50円引きになるからと夕方5時にスーパーへ駆け込む奴のどこが数字に強いんだ?それは数字に細かいだけだ。1パック100円の卵に群がる奥玉に提案だが一度、夫の小遣い制をやめてみたらどうなんだ。まずは試してみるんだよ。最後に1949年のアメリカ映画『オール・ザ・キングスメン』の中の言葉を奥玉に贈ろう。「卵を割らなければ、オムレツは作れない」。