砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

大阪第一ホテル(通称:マルビル)の部屋で一人、きんつばを食らう

「オレオのこと好きか あんた聞くけど アホ―みたい そんなことさえ分からんようになったんか 大阪のネタは悲しいオチやね」。はい、お後がよろしいようで、ってことで今まさに大阪に来てまんがな。この僕がお泊りの高級ホテルの部屋の中までたこ焼き臭いでんがな。説明しよう、昨日は京都へ出向き、とある業者と「これって儲かりまっか?」「まぁぼちぼちどすえ」という水戸黄門に登場する悪代官と越後屋の密談のような怪しい商談を交わした僕たちだった。いいかげん、何でもいいから仕事をしないと結衣ちゃんのミルク代も枯渇してきちゃったの。この際、新種のマルチ商法でも派手に立ち上げたろかしゃん。そこでどうだろうか、この僕と君たちって友だちだよね。ええ化粧品がありますがな。さらに枯れた花でもイキイキとよみがえらせる有太焼の壺もええ仕事してまっせ。おっといけねぇ、朝食の時間となっちまったぜ。じゃ、今日はそこらへんで茶でもしばくんでこの僕を見つけても後ろから刺すなよ、この野郎。