砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

インテリにしか楽しめない明珠在掌思考法

フツーの人間なら寝込んでいるだろうが、類稀なる精神力と福井県のB級グルメ@ヨーロッパ軒のソースカツのような薄っぺらい肉体のおかげで体力は回復しつつある僕がいる。本当によかったよ、異常な人間で。ただ、食欲がほぼ0なのでこのままだと『千と千尋の神隠し』の釜爺(かまじい)のような体型になっちまうとビビっていることも事実なの。あ、今日は肉を食おう!でも、スーパーに行って食材を揃えるのも面倒臭い。そんなときは明珠在掌思考法だね。そこでイチイチ説明しよう、明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)とは禅語で「明珠(非常に価値のあるもの・宝)はすでにあなたの掌(手の平)に在る。だから、どこか遠くへ行って探すものではない。もう自分の手の中にあるのだ」という意味だ。これを今回のケースに当てはめてみると「バローやマルナカにまで行って探す必要はない。すでに冷蔵庫の中にあるのだ」となるの。自分で書いていながら言うのも何だが、まだ微熱があるかしら。まあいい。このように極めて単純なことをすっげぇ難しく変化させて行くとまったく飽きることなく日々の暮らしが楽しいよ。君たちにも是非おすすめしたいテクニックだが、ある程度のハイソ&知識階級、つまりインテリじゃないと楽しめない高尚な思考法なの。それだけはご理解あそばせ、おほほほほ。で、インテリってロシア語のインテリゲンチアが由来しているということも当然ご存じだよね。ザッと冷蔵庫の中の食材を吟味した結果、手作りハンバーガーとなった。だが、函館のご当地バーガー@ラッキーピエロ級のボリュームとなって手に取っただけでほぼ満腹。

手作りハンバーガー