砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

久保田城と小玉醸造の伊藤久視さんと佐藤養助 秋田店の稲庭うどんと僕@秋田県秋田市・潟上市

秋田の朝はムダに早い。おはようございます。4時からやることがなくてヒマで仕方なかっただよ。これは秋田弁じゃないわな。メロンパンを食べると久保田城へと向かった。ほぼ貸し切り状態の中、「長いこと待たせてゴメンね」とつぶやきながらゆっくりとじっくりと後ろから前から攻めたった。

久保田城表門

コンクリート造りとは言え、やはり御隅櫓はいい。貸し切り状態の中、あの手この手で攻めたった。

久保田城御隅櫓

久保田城を後にした僕は、JR羽後飯塚駅へと向かった。その際に秋田駅にて職員に「羽後飯塚駅や男鹿駅でSuicaは使えますか?」と尋ねたら「あぁ、それは秋田県では使えませんよ」とのこと。え?と思って自動改札機を見たら新幹線が発着する秋田駅でも未対応だった。恐るべし秋田。で、場面は変わって真新しい羽後飯塚駅はムダにピカピカで特にトイレは「ほう、ここまでキレイにする必要があるのかよ!?」とツッコミたくなるくらいキレイだった。地元の有力者の実家があるのだろうか。

JR羽後飯塚駅

「なんでそんな駅で降りたのよ?」「そこに羽後飯塚駅があったからさ」。んなこたあない。そう、モーレツに老舗の小玉醸造の伊藤久視ちゃんに会うためだがね。本当に懐かしいよね、伊藤ちゃんも相変わらず飲んじゃ食っちゃしてぶくぶくと元気そうで僕も安心したよ。今回が初対面だったけど。まあいい。どう見えるか知らないが、こう見えても伊藤ちゃんはネット通販の責任者ゆえに購入時に「杉山さんの紹介です」とメッセージを添えると特別に消費税が25%にはね上がるかもよ(爆)。

伊藤久視さん

「せっかくなのでどうぞ」と案内してくれたのは、テレビなどではよく見るけどラジオでは物理的に見えない醤油や味噌、酒などが熟成されている秋田杉のいぶし銀の樽。ま、せっかくなのでどうぞと言われてもねぇ。温泉だったら喜んで入るけど僕、樽の中で発酵するにはちと早いような気がする。

小玉醸造

「では、名古屋に行った際にまたお会いしましょう」と伊藤ちゃんは言ったけど、そー言って本当に名古屋に来た奴はいない。せっかくここまで来たのでJR男鹿駅へと向かった。滞在時間は40分。駅前でたい焼き店を見つけた。そこのおばちゃんと秋田文化に関するカンバセーションを楽しんだ。あろうことか、おばちゃんの実兄が岐阜県大垣市にいるとのこと。あんなへんぴな田舎に可哀想に。

JR男鹿駅

「おばちゃん、ゴメン。僕、もう帰らないと」「君の名は?」「源五郎丸」。はいはい、ルイルイは太川陽介だが『佐藤養助 秋田店』では「稲庭うどんの天丼セット」を堪能した。初日にきりたんぽとハタハタを制した秋田検定15級の僕の最後の標的は稲庭うどんだった。パトラッシュ、見ただけで腹四分目だったので稲庭うどんだけにしておけばよかったよ。中学時代の持久走並みに苦しかった。

稲庭うどんの天丼セット

満腹で腹が立ちまくっていた。この怒りを藤田嗣治の作品にぶつけようと『秋田県立美術館』を訪れた。いい絵画は最高のデザートだね。その後、リアルなデザートを求めて『福多珈琲』でまったりした。

福多珈琲

「そろそろ明日のメロンパンを買いにローソンに行くかな」。そうつぶやきながらカフェを出た僕。ふと振り返ると安藤忠雄作の美術館は100%美しかった。やっぱ粒あん系のデニッシュにしよう。

秋田県立美術館

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