砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

嗚呼!勘違いと間違いだらけの男女ビョードー

口福堂のおはぎを手に取るたびに前頭葉に思い浮かぶんだよ。「粒あんが男、きな粉は女」ってね。十勝産の小豆の皮がたくましい粒あんのおはぎ。まるで白雪姫の肌のようにナノ単位まできめ細かく繊細になったきな粉パウダーのおはぎ。ハハハ、何でも擬人化すると毎日が楽しくって仕方ない今日この頃、着実に確実に糖分を摂取していますでしょうか。先日、土俵上の女人禁制うんぬんについてなんちゃらかんちゃらと騒がしかったね。そんな話は置いといて、そーいうことじゃないんだよね。男には男にしかできないことがあり、女には女にしかできないことがある。だよね?それが昨今では平等・公平という安い日本語のためにグチャグチャに混同していると思わないかいJR東海阿藤快。当然、1個の物体としての人格や権利などは同じだが、その価値観と役割がまったく異なるんだよ。例えば、会社の中で「みんな平等だ。公平を期すためにお互いを『さん付け』で呼び合おう」などとなったら会社は成り立たないの。たったそれだけのことで組織は崩壊するのよ。いいかい、マジで。もう君たちは忘れてしまっているかもしれないが、あろうことか僕自身も忘れてしまいかけていた。この僕は日本で唯一の社長専属コンサルタンターなんだった。いいかい、まさか。想像してご覧よ、いい年こいた部長と昨日、入社したばかりの若僧が「さん付け」で呼び合っている不気味な光景を。気持ち悪いったらありゃしない。ところが、逆に「さん付け」のほうがいい場合もあるんだ。そう、いくらベテランの女性社員であっても部下の男性社員には「杉山君」ではなく「杉山さん」と呼んだほうがいい。たったそれだけのことでただでさえ少ない杉山さんのヤル気が増すんだよ。これはね、男女平等とか男尊女卑とかといったそーいうくだらん問題ではなく、哺乳類霊長目としてのDNAがそうさせるんだよ。社会人だったらそのくらい分別や常識や人の使い方や世渡りのテクニックくらい身に付けておけよな。僕はと言えば、平等&公平を期すために粒あんときな粉の両方を食ったった。

口福堂のおはぎ