砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

県庁の下敷きになっている福井城と養浩館と8番らーめん 福井駅店と僕@福井県福井市

鬼門の大垣から無味乾燥の米原へと向かう列車の中で左隣に座った若い女性がリュックを抱えながらスヤスヤと眠っている姿を垣間見た僕は「よかった。僕って臭くないんだね」とすっげぇ安心した。そのときコクリコクリと彼女の頭がこちらにもたれかかりそうになったが、腹が立つくらい僕の肩がなで肩ゆえにそこまでたどり着くことができなかったようだ。生まれて53年と11か月、今日ほどいかり肩がうらやましいと思ったことはない。そんなジェラシーを感じていたら福井駅に到着した。

JR福井駅

当然、今回も青春18きっぷを利用した。本来ならもっと遠方まで手も足も延ばしたかったのだが、超絶に暑すぎて僕の御老体がもたないので近場の『福井城』を攻めた。18きっぷの総括は明日しよう。

福井城

お城の上に県庁を建てるなんて福井県民って最低だな。そんなことを僕の友達の木下君が言っていました。ま、僕に友達がいればの話だが。『福井城』を完璧に散策するとそこから徒歩10分の『養浩館』を訪れた。物理的に僕一人きりで独り占め、略して独占だがね。いい。『養浩館』からの庭園の眺めは最高だった。

養浩館

そのとき目の前の池を湖に見立てた僕は、おもむろに寝っ転がると湖面から両足が逆さまに突き出た映画『犬神家の一族』ごっこで楽しもうと試みたが、あまりに孤独すぎてちっとも楽しくなかった。すべての画像をブログに載せてもキリがないので、いつもどおりGoogle Mapsにアップして終わる。

養浩館庭園

天気予報は雨だったが、最初から最後まで快晴だった。賢明な君たちならその理由はご存じだよね。そう、てるてるてる子ちゃんEXの御利益はモーレツに健在だ。養浩館に隣接する『郷土歴史博物館』を堪能した後、小腹が減った僕は『8番らーめん 福井駅店』の暖簾をくぐった。だ、だん・・・?ドアホ、暖簾は「のれん」だ。ここはラーメン店だ。でもね、さほど麺類を好意的に思っていない僕だから、生ビールを真夏のカルピスの如く一気呵成に飲み干すと炒飯と餃子とハイボールを丁寧に味わった。

炒飯と餃子とハイボール

8番らーめん 福井駅店の僕のレビューとマップ(詳細)はこちら goo.gl