砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

「好き」を集めるには「嫌い」を叫べ

「歳月、人を待たず」と「採血、管を通らず」は何気に似ていると思いきや、ブログ内をググったら「採血、僕を惑わす」というフレーズを今年の1月にすでに使っていた衝撃の事実に突き当たった。47歳を過ぎた哺乳綱霊長目ヒト科ヒト属ヒトってまったく成長しないものなのね。はい、生々しい巻頭文はここまでです。きっと君たちのような薄情者はもう忘れちまっているだろうが、鹿児島県の一部の地域では大好評だった「私は嫌いだシリーズ」というコンテンツが過去にあった。それくらい好き嫌いには執念深くこだわる僕だから「タバコは嫌いだがタバコを吸う奴は家畜以下のよく燃えるゴミ同然」「マルチ野郎は木曜日の生ゴミ以下」などと言い続けていたら僕の身の回りからタバコを吸うゴミも消え去り、マルチっぽい奴はいても生ゴミ以下のザ・マルチ野郎は身の回りから消えた。快感~♪でも、実際はちょっと違うんだよ。別にゴミや生ゴミ以下が消え去ったわけじゃなく本来、そこにいるべきまともな者たちが戻ってきただけなんだよ。このように自分の「好き」を身の回りに集めたいならば自分の「嫌い」を叫べばいい。ほら、ご覧。僕が現世で最も苦手で大嫌いで生理的に無理なトマトジュースが冷蔵庫の中で笑っているよ。これだけ叫び続けているのに僕のトッポの前に置きやがって。死なんけど死ぬほど嫌いやっちゅうとるのに悪意しか感じない。以上、ご報告まで。

冷蔵庫の中のトマトジュース