「北海道産の生乳を使用した」という一文を目にするや否や「なまにゅう」と読んだ女社長がいた。そのとき僕は「なまちち」と読めば「きっとふざけているんだろうな」と思っただろうが、さすがに「なまにゅう」と来た日には「へ?え?」と疑問より疑惑に近い衝動に駆られて女社長の顔を見ると真っ赤になって今にも泣き出しそうだった。死ぬほど恥ずかしかったのだろう。僕は明後日の方向に目をやりながら事態の沈静化を図っていた。はい、シーンと静まり返った空気の圧力で泣きたいのはこっちやがなという巻頭文はここまでです。僕からのお願いです。ザッと黙読してから「よし!」と確信した後に音読に取り掛かってください。花粉が舞う午後、気分転換に『Honey Cafe Meets』で「生はちみつレモネード」を計画的にすすりながら「ふわふわフレンチトースト」と格闘していたら「はぁ、全然ダイエットできへんわ」「あたしもやて」という会話が右隣から嫌でも聞こえてきた。ふと見ると太目だった。おいおい、なかなか冴えてんじゃん僕。その太目の彼女たちに「なぜ努力が続かないのか」を教えてあげたい。どうせ「○○を絶対にやめる!」という感じの目標なのだろう。だから、いつまで経ってもおデブちゃんなんだよ。その効果については1ミリも責任は持てないが、例えば「一週間に3回以上は納豆を食べ続ける!」という具合に「やめること」より「やること」を掲げたほうが間違いなく長く続くと言い切れる。←「く」が3つも並んでご満悦♪では、また明日。
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