ほら、お目目をパカッと見開いてご覧なさい。この僕だけが「食べる天保丁銀」とそう呼んでいる『安永餅本舗 柏屋』の安永餅だよ。「ねぇ、その何とかちょーぎんって何?」「うん、江戸時代の細長い銀貨のことだよ」。昨日はこの安永餅を買うことを主たる目的として三重県は桑名市まで列車に揺られて行った僕だった。いい。昨日はモチモチの食感だったのが今日はいい感じにカサカサになっていた。きっと賞味期限の明日はパサパサで明後日はボロボロだろう。このように古典的もとい、典型的な女性の肌の変遷を安永餅に垣間見るという楽しみ方もできる。ま、それも賛否両論だと思いますよ。明日はぶってぶって炙って食べてみよう。
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