砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

ぎふ町旅シリーズ第156弾@日野東:あの頃のヤンキーは今

プチ大都会である岐阜シティの魅力を余すことなく伝えるべく、岐阜市を細分化して町別に紹介する「ぎふ町旅」シリーズ。こんな画期的な企画をタダでやってあげるこの僕をもっと評価してやったらどうなんだ。ってことで、第156弾は日野東だよ。2023年2月の【日野西】と7月の【日野南】に次いで【日野東】。山と住宅街しかない間違いなく厄介な「日野北」はライフワークといたしましょう。閉店しちまった『ギャル&ボーイ』からスタートすると何気にセレブっぽい『旬彩料理 日野坂さか井』で「旬彩懐石膳」を貸し切り状態で味わった。う~ん、必要以上にまったりして徹底的にいいですな。その後、社会福祉法人舟伏が運営している思いのほか品数が多かったお値打ちなベーカリーの『peu a peu』でホイップあんぱんとラスクを買った。それを『日野坂公園』のベンチに座って食べながら日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。

国道156号線沿いにあるのに前面にワイドな駐車場を設けているため山際に佇んでいるように見える『旬彩料理 日野坂さか井』をオープンの7分前に左足から入った。うん、まるで北大路魯山人の別荘のようだった。僕、北大路魯山人の別荘なんて見たことも聞いたこともないけど。とにかくずっと前から気になっていた懐石料理店だったのでワクドキ&ルンルン気分で訪れた。

旬彩料理 日野坂さか井

「予約した杉山です」「はい、こちらへどうぞ」「その前にトイレをお借りしていいですか?」「はい、こちらです」。念のために2日前に予約しておいた用意周到を絵に描いたような僕は、いい雰囲気のカウンター席もあるモダンな広間に通された。「創業は何年ですか?」と尋ねると「来月で丸20年になります」と妙齢の女性スタッフが微笑んだ。結局、この広間には僕以外の客は1人も入ってこなかったので貸し切り状態で時間と空間をゆっくり堪能することができた。

旬彩料理 日野坂さか井

昼の席は基本的に「旬彩懐石膳」のようだった。だから、それを予約しておいた。最初に椀物が出るとお次は土瓶蒸し、刺し身、そしてメインっぽい目も楽しませる品々を経てご飯と味噌汁、漬物、〆はデザートのプリンだった。そうそう、お酒はと言えば、瓶ビールと梅酒を楽しんだ。それなりのお食事代を現金で支払った際に「今日は歩いて来られたのですか?」と不思議そうに尋ねられたので「いえ、バス、岐阜バスです。でも、岐阜市内に住んでいてこのお店も近いので今度は家族を連れてきます」といつものように調子こいて無責任なことを笑顔で言っちまった。

旬彩懐石膳

このエリアにある2軒のカフェっぽい喫茶店が2軒とも定休日だったので岐阜病院の近くにある『peu a peu』で(舟)という焼印が入ったホイップあんぱんとラスクを買った。狭いながらもイートなインのコーナーはあったものの残念ながらご婦人たちで満席だったので歩道橋を渡って『日野坂公園』まで歩くとプールサイドのベンチに腰を下ろして途中の自販機で買った50円の豆乳生まれのカルピスと共に味わった。カルピスはあれだったが(舟)あんぱんは絶品だった。

日野坂公園

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