久しぶりに僕が愛用している「ほぼ日手帳」のサイトを見たら牧野富太郎バージョンの下敷きを発見した。そう、あのNHKの連続テレビ小説『らんまん』のモデルとなった「日本の植物分類学の父」として有名な牧野富太郎だよ。ほう、なかなか良さげなデザインじゃないか。かく言う僕も植物をこよなく愛す男ゆえに買ったろかしゃん。いや、待てよ。たしかに彼は学者としては間違いなく立派だが、妻がいるのに14歳の菓子屋の看板娘に一目惚れして一緒に暮らしたり、妻に仕送りさせまくって実家の商売を破綻させた挙句にその妻と番頭を結婚させて店の後始末をさせたりと人としてはいかがなものか?と言わざるを得ない人物だぞ。ったく、うらやましい。天気もいいことだし植物ウォッチングにでも出掛けようと思った僕は、パナソニックの冷蔵庫をパカッと開けたら「めかぶ」があったのでそれを眺めて植物ウォッチングとして自己完結した。おいおい、しかも「ぶっかけタイプ」だぜ。ここまで書いて言うのも何だが、僕は「めかぶ」が好きじゃなければ『らんまん』どころか連続テレビ小説をこれまでに1作品も見たことがない。