砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

北の空を見上げながら四季食彩 萩の鯖寿司に全集中する

青空を見上げることのできる悦び。昨日の大雪が一転、まるで新たに発見された素粒子のような美しい青色の空となった。まばたきをすることなく、目を細めることなく大空を両の手で仰ぎ、深く静かに呼吸を整えることのできる悦び。そんな取るに足らないフツーのことが、今日の僕を愉快な気分にさせてくれた。どうもありがとう。ちなみに、あえて「喜び」ではなく「悦び」を使ったのは「悦に入った」からではなく「なんとなく詩人っぽい」と思われたかっただけなので念のため。ハハハ、生まれて59年と4か月間、ほぼ朝から晩までそんな奴ですこの私。いや、見事に晴れましたな。この画像の向かって左側の3つのタワーはプチ大都会である岐阜シティを象徴するトリプルタワーだ。その下あたりにJR岐阜駅はある。きっとある。この画像の中央を一直線上に元気に進めば福井県敦賀市にたどり着くだろう。もし元気がなかったら冬の伊吹山で遭難するかも知れない。歩きかよ!ま、それだと話が終わっちまうので便宜上、サクッと敦賀にたどり着いたことにしよう。そして、敦賀と言えばソースカツではなく、越前国の一之宮である『氣比神宮』とつながっている。氣をもらうんだ。そこからさらに2分間くらい進めば「お濃茶パフェ」を楽しむことができる『中道源蔵茶舗』の渋い暖簾(のれん)をくぐることもできる。今まさに、春が来たら北陸まで「久しぶりに鯖寿司を食べに行こう」と目論んでいる僕がいる。

岐阜の北の空