二度見するとあき竹城によく似た女性から「ニーサについて教えてほしい」と決して頼まれてはいないものの「この状況だと僕しかおらんがや」という悪しき環境の中で一直線上に言われた。30年も前から家族ぐるみの付き合いがあるゆえにスルーするわけにもいかず「1980年代に『サチコ』が大ヒットしたバンド?」「それはニック・ニューサ」「埼玉県の南の方に位置する市?」「それは新座」という建設的なやり取りがあったわけでもない。「NISAでググれ」とここまで出そうになったがグッと堪えてサクッと説明したった。ほら、ご覧。このトライアルの「三元豚ロースかつ重」はそのお礼だろう。ほう、それなりのボリュームじゃないか。どうやら「自社製手包みおはぎ」などのヒット作を手掛けたトライアルのプロフェッショナル集団による商品とのこと。さっそく僕は一口頬張った。うん、いい。実にいいじゃないか、木下君。これで299円(税込み)とはタダみたいなものだよね。タダじゃないけど。1年間に約450万食を誇るというもの激しく同意だ。6日前に食ったバローの三元豚のロースカツ重(458円)とは雲泥の差どころではなく星塵の差だった。しかし、よくよく考えたら僕の報酬は299円という衝撃の安値だよね坂本(泣)。まあいい。その後、あき竹城はネット証券すら開設していない。