砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

与志屋老舗の塩大福と枝豆餅を買うも志ら玉餅はまた来年

滅多に見せない秘めたるパワーで土砂降りをピーカンの青空に変えた昨日の僕は、貴重な人生の中の20分間を費やして汗だくになりながら映画『復活の日』の草刈正雄よろしく歩いたものの昼飲み目的の『飯・酒場コマメヤ』は開いていなかった。そう、臨時休業ではなく毎週金曜日に限って夜からの営業だった。間違いなく僕のミスのようにも思えるが、そんな分かりづらい営業体制のほうに重大な瑕疵及び責任があるだろう。二度と戻らない僕の貴重な人生を返しやがれ、この野郎。おっといけねぇ、あまりに暑くて取り乱しちまったぜ。しかしながらこんなときこそ土壇場の底力というか人生のアドリブが利く僕がいる。だって、この僕だよ。ってことで、すぐ近くにある『与志屋老舗』で和菓子を買うことにした僕だった。ほう、実にステキな佇まいだ。

与志屋老舗

すると、店の奥から熟練のマダムが現れた。僕はと言えば、眼下の商品を眺めながら「創業して何年くらいですか?」と尋ねた。「江戸時代なので100年以上は経っていますよ」「江戸!?」「あそこに創業100年以上の店に贈る賞状が掛けてあります」と熟練のマダムは壁を指した。

与志屋老舗

こんなところに江戸時代の風情を味わえる老舗の和菓子屋があったとは・・・。どうやら名物の「志ら玉餅」は2月から5月までの販売っぽいのでパッと目についた「塩大福」と「枝豆餅」を買った。自宅に帰るや否や冷たい麦茶で転がすように味わった。2つとも美味しかったが、特に「枝豆餅」が何とも言えない味わいっぷりでグッジョブだった。来年の冬には必ず再訪しよう。

塩大福と枝豆餅

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