砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

日帰り旅シリーズ第50弾@津島:フジのない時季もいい

津島と言えば、黒澤明監督の名作『七人の侍』で好演した津島恵子がパッと頭に浮かぶ杉山です。はい、本編とはまったく関係のない巻頭文はここまでです。名鉄の須ヶ口駅で乗り換えると初めて津島駅に降り立った。ほう、思いのほか大きな駅じゃないか。トイレの洗面台の蛇口はセンサー式じゃなかったけど。まあいい。まずは人気店の『松屋』で熱々の「天ぷらしいたけ煮込みうどん」を大瓶のビールを飲みながらすすりまくった。うん、確実にいい。今日から僕の大好物のひとつにしよう。とても愛想のいい大将も好印象だった。その後、以前から興味津津で訪れたかった『津島神社』を参拝した。南門・楼門・本殿のすべてが荘厳で実に見事だった。さらに悠久の歴史を味わうべく『柿屋饅頭』で看板商品の饅頭を買うと『天王川公園』のフジの下にある湿ったベンチに座って一気呵成に食べた。最後に築100年以上の古民家を改装した『円居 cafe』でシフォンケーキと熱い珈琲を楽しみながら日記を書いて〆た動画はご覧のとおりです。

『松屋』は老舗の人気店なのに気張った戸建ての店舗ではない庶民的っぽいところが僕は好き。セイコーの腕時計で時刻を確認した僕は、オープンと同時に左足から入るとおひとりさまなのにカウンター席ではなくベストポジションのテーブル席に通された。どうもありがとう。

松屋

今日の午前中は長袖Tシャツ1枚ではちょっち肌寒かったので熱々の「天ぷらしいたけ煮込みうどん」はさらに美味しく感じた。麺の硬さも太さも名古屋の山本屋総本家と一宮の太田屋本店のちょうど中間から2センチほど右に寄ったくらいだろうか。会計の際に「とても美味しかったです」と僕が言うと「ありがとうございます」と少しはにかんだ大将の笑顔が何気に可愛かった。

天ぷらしいたけ煮込みうどん

息子である豊臣秀頼が父・秀吉のために寄進した『津島神社』の南門。いぶし銀のようでいい。これは愛知県の重要文化財だ。

津島神社の南門

う~ん、さすが豊臣秀吉が寄進しただけのことはあり、その重厚感と荘厳さが見事で素晴らしい楼門は国の重要文化財に指定されている。

津島神社の楼門

こちらも国の重要文化財に指定されている本殿と上記の秀吉が寄進した楼門を一緒に収めた僕。今、境内には僕一人きりなので『津島神社』の真ん中でくるりと時計回転して動画に収めた僕。

津島神社の本殿と楼門

安土桃山時代に思いを馳せるとお次は明治時代の中頃に創業したらしい『柿屋饅頭』を訪れた。

柿屋饅頭

せっかくなので『柿屋饅頭』で買った名物の酒饅頭を『天王川公園』のベンチに一人きり座ってむさぼった。フジのない時季もそれはそれで趣があっていい。

天王川公園

最後に築100年以上の古民家を活かしたカフェ『円居 cafe』でシフォンケーキと熱い珈琲を満喫しながら日記を書いて〆た。今日も有意義でいい一日だった。

円居 cafe

[動画内検索タグ]松屋,津島神社,柿屋饅頭,天王川公園,円居 cafe

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