砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

食べる前から美味しいかわしまやの草餅とかしわ餅の香り

「し、しまった。気が付いたら完食しちまったので焼いて食うことができなくなっちまった」と本気で悔やんでいる真っ最中の僕がいる。海津市にある千代保稲荷神社、略してお千代保稲荷、日本語に翻訳すると「おちょぼさん」とその参道を訪れた一昨日の僕は、当初の計画どおり南口大鳥居から西へ10分間ほど歩いた場所にある『かわしまや』へと向かった。おぉ!遠目に見たモスグリーンの平屋の屋根が草餅LOVEの僕の全身に流れる血流を必要以上に激しくさせた。道沿いにある店舗の駐車場はムダに広く、他県ナンバーの車をウエルカムするのに余念がない。

かわしまや

なるほど。店舗に左足を踏み入れたら和菓子屋というよりは有名観光地の土産物売り場といった感じだった。ショーケースなどはなく大きなテーブルに深緑色のパックが所狭しと並んでいた。この店の名物の「草餅」だ。聞けば、春に一年間分の良質なよもぎを手摘みしているとのこと。

かわしまやの店頭陳列

名物の「草餅」一択の予定だった僕だが、せっかくなので今の時季にしか味わうことができない「かしわ餅」との併せ技で楽しむことにした。自宅に帰る道中、ビニール袋の中からモーレツにステキなスメルが漂いまくった。よもぎの独特な香りと柏の葉の懐かしい香りのマリアージュが僕の鈍った五感を活性化させた。間違いなく食べる前から美味しい。そして、自宅に帰るや否や「草餅」「かしわ餅」の順にむさぼるように頬張った。その感想はと言えば、パーフェクトかつマーベラス。いいですねぇ♪何より粒あんが飲めくらい素晴らしい。関市上之保のゆずを使った「ゆず大福」や「ゆず饅頭」なども絶品のようなので近いうちに何があっても味わってみたい。

草餅とかしわ餅

かわしまやの僕のレビューとマップ(詳細)はこちら maps.app.goo.gl