砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

ナマズやアナゴでは満足できない僕たちの二文字屋の特丼

やれやれ、やっと約束を果たせた僕がいた。そう、この僕だけは思い出したくても忘れもしない「4月20日の大事件」のことだった。懐メロの歌詞にも「過ぎてしまえばみな美しい」という偽善者っぽいフレーズがあるが、そんなことは絶対にあり得ない。森田公一、あなたってトップギャランは・・・。まあいい。とにかく前回の汚名を返上できてご機嫌だお。うん、そうだね。汚名は返上で名誉が挽回だよね。ってことで、義父である勝っちゃんと義母であるすゑちゃんを連れて『二文字屋』を訪れた。ふ、オープンの15分前から店先に並ぶと1番で左足から入った僕たちだった。メニュー表を丁寧に開くと右側は安っぽかったので左側に載っていた特上の丼、略して特丼をこれ見よがしに注文した。だって、笑っちゃうくらい見栄っ張りのこの僕だから。

二文字屋の特丼