砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0062滴:七五調で考える

假屋崎省吾と山下達郎が似てるって、どうして世間が騒がないのか不思議 でたまらない@柳ジョージとJ-WALKのボーカルの区別も、ちょっと 困難になってきた杉山です。

楽しそうに巻頭文を書いているように見えますが、今、猛烈に落ち込んで います。昨日の【第61滴】に、情けないほどの誤記をしてしまいました。

こんなんで落ち込む私だから、フレームとか罫線のズレは、あり得ません。 ちょっとでもズレて見えるアナタ! それは、私のせいでもアナタの視力 のせいでもありません。そう、設定方法だけの、問題です。

さぁ、そんな筆王よりもMSゴシックの方がかなり好きってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■人生まるごと、すべてネタ!

我ながら、いいキャッチだと、大いに感心しています。 そんな私は、いつも“七五調”で考えます。

■文章は当然のこと、モノを考えるときも、生活のリズムも。

喋るときは、メチャクチャですが。でも発想方法は、“七五調”。 それが、私にとって、一番心地良いリズムだと、そう思っています。

■おめでたい発想が、生まれるんですよね“七五調”って。

当然、なんでもかんでも、五・七・五・七・七 に、 当てはまる訳ではなく、イメージとリズムの中で、 自由に楽しんでいます。

■思考全体の中で、ストーリーを作り上げたり、結果を出すのではなく、 1つのセンテンスで、必ず“オチ”をつけるんです。

私の文章に、やたらと読点“、”があるのも、そのためです。 文法なんて、どうでもいいんです。

■小説でも、大衆文学は、ストーリー全体を読ませて 感動を伝えるのに対し、純文学は、たった1行だけでも、 それを伝えるだけのパワーがある。そう、勝手に思っています。

■自分が心地良く考えることができて、 自分にとって、一番都合の良い答えを、導き出せるリズムが、

“七五調”なんです。

■絶えずアタマの中で、キャッチ・コピーを考えているような、 そんな感覚です。

そのためには、全体を把握しなければ、それを考えられないし、 一文一文で決着をつけなくてはならないので、結構大変です。

そのキャッチ・コピーの足し算の結果が、 自分の考え方となっています。

■だから、よく地図を見ますし、それが大好きです。

上から俯瞰して考える、という訓練には、 地図は、最高のツールだと思います。

■辛いときや悲しいときに、その心境を“七五調”で表してみると それなりに楽しく、思わず笑ってしまいます。楽しいときは、 さらに心がはずみます。

とにかく、自分にとって、都合の良い“オチ”をつけることです。

■自分に起きている出来事は、誰にでも起きています。

良いことも悪いことも、それぞれにカタチを変えてね。 ただ、それに気がついているか、それをどのように受け止めたか、 というだけの差です。だから、考え方一つです。

■映画や小説と同じです。

物語は、必ず、ハッピー・エンドで終わるものです。 それが、最高の“オチ”なんですぜ。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

机の中の整理をしていたら、 7~8年前に作った預金通帳が出てきました。

“北南米河川流域開発事業団”という私の個人名義の通帳です。 恐ろしいことに、当時は、こんなテキトーな名義で、 通帳が作れたんです。

目的は、アマゾン川でピラニアを釣るための、 旅行積立でした。残高は、2,536円。 銀行で引き出し、通帳を廃棄しました。

帰りに、鰻とビールを愉しみ、遠いピラニアに別れを告げると また一つの時代が、終わりました。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━