あまりの寒さに、窓辺でココアをすすりながら、ひたすら光合成タイムを 待ちわびる@だって今は、午前5時の杉山です。
“渋谷で5時”なんて歌があるけど、そっちは、午後。こっちは、午前。 しかも、ここは岐阜。
早朝のため、ネタに今ひとつキレがありません。ちょっとばかり、酸素が 薄く感じる午前5時。群青色の脳細胞が、酸欠状態です。
さぁ、そんな酸欠状態にはブドウ糖たっぷりの栗蒸羊羹が最高って ハナシは、もうクドイ!今日もサラ~ッとお読みください。
■大きな会社や、特殊な職種を除いた場合、 サラリーマンの年収は、600万円がゴールです。
■小さな会社では、社員に1000万円の年収を支払うことは、 不可能ではないが、無理です。
では、どうして600万円なのでしょうか?
■それは、社長の目に付く金額が、600万円だからです。
コイツと思って目をかけた社員に、過度の期待をして 待遇も良くする。同期入社と比較しても、破格の伸び率で 年収が増え続けます。大義名分は、信賞必罰とか言うハズです。
■その結果、30代後半までに、年収600万円の社員が誕生します。
社員数が、10人前後の小さな会社でも、1人はいます。 だから、目に付くんです。
■30代後半ともなれば、当然、20代の頃のフットワークもなく、 中途半端に、業界に詳しくなります。
そのため、モティベーションも低くなり、その代り、 建てたばかりの住宅の、残りのローンだけが気になる、お年頃です。
■社長の一番気に入った社員が、 社長の一番気になる社員に、なってしまいます。
そうしてしまったのは、社長本人ですが、 そんなことには、まったく気づいてやしません。 原因が、“600万円”だなんて、誰も気づいてはいませんから。
■決戦は、ボーナス時期です。
それが、金曜日~♪かどうかは分かりませんが、 ボーナスの査定時期には、社員の年収を概算で計算します。
■その時に、毎月の給与明細では、見えなかった部分が、 社長には、明確に見えてしまいます。
社員名簿の順番は、五十音順でも入社順でもなく、年収の 要は、会社の高額支出番付順、ってことです。
■実際に社員名簿が、そのようになってはいなくても、 社長のアタマの中で、そう組み替えられてしまうときが、
ボーナス時期なんです。
■結局、その社員は辞めていきます。
でも、また次から次へと、同じことの繰り返しです。まるで、 人生ゲームで、振り出しに戻ってばかりいる感じです。
■社長ではなく、優秀なサラリーマン社員に言いたいことは、 その会社でズッ~と働きたいのなら、
“年収600万円”を、超えないことです。
そう、給料は、自分で決めるものなんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
今まで、1000人を超えるビジネス診断をやってきました。 だから、大抵のヒトの善し悪し、というか行動パターンは、 そこらのコンサルよりは、ズッ~と分かるつもりです。
一番のポイントは、持って生まれたモノと、育った環境だけで、 80%以上は、既に決まってしまっている、ということです。
だから、それを全部受け止めて、自分の生きる道を選べばいいだけです。 そう、選択肢は腐るほどある。
要は、過去がどんなんでも、生きてさえすれば、な~んとでもなる ってことです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━