今でも、眼鏡をかけるときは、ウルトラセブンの諸星ダンの気分になって、 “ぶるるるるっるん”って心の中で軽くつぶやく@背後から脅かされると、 振り向きざまに、スペシウム光線のポーズを決める杉山です。
でも本当は、特撮よりもアニメの方が好きだったこんな私は、友達の会話 に合わせるためだけに、円谷プロの作品を勉強していました。
ちなみに、バルタン星人よりもシルヴィ・バルタンの方が好きな、小粋で 小生意気な少年でした。
さぁ、そんな帽子をアイスラッガーの代わりに飛ばして用水に流されたと きは泣いたってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■あまり他人には言いませんが、私は、 毎月遺言書をソッと書きます。
他人ではありませんが、ある意味一番危険な 妻にも言っていません。
■ぺんてる筆ペン「中字」で書いています。
自筆証書遺言方式で、ソッと書くんです。 自分の文字に酔いしれて、書いています。
■だからと言って、毎月書かなきゃいけないほど、 目先の財産が、増減する訳でもありゃしません。
そう、遺言書は、財産目録だけではないんです。
■そのときの自分のベストが、反映されます。
書き終わってすぐ死んでも、想いは託せた、 そんな文章を書き切ります。
■そう、死期を悟れば、見えないものも見えるものです。
目の前の預金通帳ではなく、もっと大切な何かが必ず、 文字になって表現されます。この世との決別ですから。
■遺言書は、究極の一人称なんです。
たった一枚の紙切れに、何人の登場人物が出てくるか。 この世との長いお別れに何を思うのか、面白いんです。
■申し訳ありませんが、こんな私は、 あと40年、死ぬ予定はありません。
できれば 100まで生きたいんです。
■ですから、姑息にも押印だけは避けて、 無効な遺言書にしている奴ですこの私。
だから、姑息なこんな私は、365日、 今日がピークだと、そう信じています。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
遺言書って堅苦しいものなんかじゃなくて、 最後の自分に宛てたラブレターなんだと、 そう思えばいいんです。
だから、遺言書は絶えず 日付の新しいものが有効です。
この住民放送も、以前と 違った内容になっていたら、 絶えず新しいものが正解です。
で、昨日、岐阜で地震がありました。
揺れる地震と燃える火事と落ちる雷が、 カマキリよりも怖くて大嫌いな私は、 これからカーマホームセンターで、 生き残りグッズを買ってきます。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━