砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0165滴:起業家は財布の中身が資本金

小さな文字サイズで、メールを送ってくれる全国のサイトウ様、アナタの 名前が、斉藤なのか、斎藤なのか、齊藤なのか、齋藤なのかが分からない @こんなことで、貴重な視力と体力を下手に消耗させたくはない杉山です。

良いか悪いかは別にして、こんな場合は、勝手に“斉藤”に決めています。

ちなみに、渡邉と渡邊は、もっと細かくて分かり難いので、“渡辺”です。

さぁ、そんなお願いだからリッチテキストで送って来ないでってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■毎日、起業についての相談を受ける、この私。

起業について考えるほとんどの人は、 サラリーマンか学生か主婦なんです。

■そして、起業への見えない大きな壁は、資金です。

既にやりたいことは決まっているので、 あとは目先の事業資金の問題だけです。

■手持ちの資金でやるのが、起業家です。

銀行の融資とか国の補助金や助成金を、 待ってからやるのは、企業家なんです。

■だから、財布の中身が、資本金です。

今ある手持ちの資金が3万円ならば、 3万円でできる仕事を考えるんです。

■借りたお金は、返せません。

もらいっ放しの助成金ならば、OKですが、 金利が付く借入金の返済は、無理なんです。

■善いか悪いかは別にして、そんな世の中なんです。

借りて儲けて、利益から返済ができる事業ならば、 大きな会社が、とっくの昔にやっているハズです。

■東西南北、既にニッチな産業は、ありません。

スキマ産業なんて言われる、そんな既得権は、 存在なんかしてやしません。もうないんです。

■パチンコ業界を眺めて学ぶ、でもパチンコはやらない私。

儲かっている小さなお店の隣に、必ず大手が出店します。 そして、儲かっていたお店と過去形になってしまいます。

■大きな会社は、小さな会社を食って、そして生き残る。

私のお客さんが大きな会社だったら、 小さな会社を食えと、言い続けます。

■よって、今年の起業家を志す人への伝言です。

食われても、痛くない程度のリスクで考える。 会社や事業は食われても、個人は生き続ける。 だから、財布の中身だけの個人家業で始める。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

紙切れをプリントアウトして、 そして売る。

そんな情報起業は、 あと2~3年も続きません。

だって紙の原価は、限りなく0に近いって、 みんなが気づいてきたからです。

生き残る起業家は、自分個人に 個性と資金と世間の目を集約できる人なんです。

でも、そんな人は、 起業なんかしなくても、きっと サラリーマンで成功します。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━