20年ぶりに裾がラッパのジーンズをはいて、松田優作を気取ってはみても チャックがしまらない@学生時代に『俺たちの旅』に憧れて、公園の噴水 に飛び込んでは、融通のきかない警備員に叱られたことのある杉山です。
今から思うと、ウェスタン・ブーツの底に金具を打って、カチャカチャと 靴音を立てながら、地下鉄の鶴舞線に乗っていたことが、恥ずかしくって たまりません。
さぁ、そんな皮パンだけは買わなくてよかったってハナシはバシッとやめ て、今日もサラ~ッとお読みください。
■物理的な移動距離は、精神的にも肉体的にも疲れます。
起業家のみに限らず、仕事が嫌になる潜在的な原因に、 時間ではなく、絶対的な距離量があると思っています。
■所要時間は、同じ約2時間半。
岐阜から新幹線で東京までと、特急ひだで高山までは、 同じ約2時間半で到着します。
■物理的な距離は、約3倍。
岐阜から東京まで約400キロで、高山までは約140キロ。 所要時間は同じでも、物理的な距離が約3倍違います。
■疲労は、体を移動させた距離に比例します。
時間の量ではなく、距離間の累計なんです。 良いか悪いかは別にして、そう決めました。
■だから、遠方の温泉旅行は、疲れるんです。
自宅の風呂に大量の草津温泉の素を入れて、 るるぶでも眺めていた方が、絶対に楽です。
■どこでもドアは、平成の今ではありません。
時間の効率を、お金で買うことはできても、 移動の距離を、短縮することはできません。
■だから、動かない。
決してお客さんの流域面積を、小さくしろとは 言っていません。むしろ風呂敷を広げるんです。
■でも、動かない。
お客さんは全国に、また世界に。でも、自分は、 動かない。それが儲かって、疲れない方法です。
■半径20メートルの移動距離で、稼ぐ方法を考えます。
お客さんに来てもらえば良いし、そうじゃなければ、 パソコンをフルに活用すれば、今日の布団の中から、 大きな商売ができるものです。
■できるだけ、すべてのリスクを小さくするんです。
移動の時間や距離は、疲労と交通費のリスクです。 そしてその疲労と出費は、仕事をしたんだという 間違った満足感を発生させます。そんなものです。
■リアルに布団の中へは、呼ばないけれど…。
でも、自分のエリアを設定して、その勝てる場所に 足を運んでもらうことを、徹底的に考えることです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
これからは思いっ切り楽しい企画を でっきるだけてんこ盛りでお届けいたします。
3分前に考えたコンセプトは、 “平面の文字からリアルな娯楽へ”です。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━