砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0302滴:孤独の押し売りは決してしない

3日で5時間しか寝ていない翌朝の名古屋に向う電車の中で、甘ったるい 香水をガンガンにつけた真っ赤な爪のOLが隣に座って吐きそうになった @こういうタイプのOLは、決まって渡辺淳一を読むと確信する杉山です。

どう間違っても山本周五郎は読みません。吉川英治だったらなおさらです。

さぁ、そんな香水と古い文庫本の匂いが混ざるとたまらないってハナシは バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■世間がなんと言おうと、あと23年間も

住宅ローンが残っています。おまけに 2月と8月ってボーナス払いなんです。

■ソッと両目を閉じて、思い起こせば7年前。

こんな私の家を建てるときのコンセプトは、 決して他人が寄り付かない家だったんです。

■要は、人それぞれの価値観なんて、

だれにも分からないってことです。こんな私は、 他人に汚されるのが嫌いなんです。

■だから、その思いが通じたのかどうかは別にして、

今となっては、本当にだれも寄り付きやしません。 真夏の夜の蚊でさえも、ちょっと少なく感じます。

■ですから、一般論や自分の常識の範囲で、

他人が喜ぶと思ったら大きな間違いです。 そう、社長の娯楽は社員の迷惑なんです。

■だって、日焼けが嫌いな社員はゴルフも嫌いです。

ほとんどの小さな会社の娯楽って、 福利厚生と言う名の義務なんです。

■しかも、社長の趣味に合わせているんです。

ですから、サッカーやバスケットましてや 柔道なんてどこを探してもありゃしません。

■そう、拒否権がない絶対的な福利厚生サービスなんです。

海外旅行も同じことです。社員同士で行きたい奴など、 ほんの数%しかいやしません。寝顔など見たくもない。

■つまり、ほとんどの小さな会社の社長は、

良かれと思って一生懸命に経費をかけて、 とっても多くの社員から嫌われています。

■社長の立場って、なにがあろうと孤独なんです。

でも社員は、孤独ではありません。だから、孤独の押し売りを 決してしないことです。やったら、孤独が孤立になるハズです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

社長は寂しいからいろんなイベントを考えては、 社員を構いたくなるんでしょうけど、 社員はと言えば、放っておいて欲しいものです。

これに関するポイントは、その社長が他人から 給料をもらったことがあるかどうかです。

そして、・・・続きを書こうかと思ったけど、 すっげぇ面倒臭くなってきたので終わります。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━