砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0554滴:俳句と脂身

単語の綴りはまったく同じRenoirなんだけど、ルノアールとルノワールの どっちが喫茶店なのか午前3時に布団の中で考えた@ほぼ完徹の杉山です。

ちなみに、苦しさのあまり午前4時にググッたら、ルノアールの方でした。

ですから、先日、上野で見たときに入る勇気がなかった私のトラウマです。

さぁ、そんなこっちで言うコメダ珈琲みたいなもんだと午前5時に悟った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■話して分からない人に書いて見せたところで伝わりません。

ちょっと前にちょっと感動する企画をちょっと考えました。 で、自分のアタマの中をA4用紙1枚にまとめてみました。

■そして、夏の朝を思わせるある爽やかな午前中に、

昭和をこよなく愛するある社長にお見せしました。 そして、真冬の夜を感じさせる暗闇になりました。

■そう、とにもかくにも昭和って質より量なんです。

要は、A4用紙1枚では足りない、ってことです。 でも、それにはA3用紙20枚分が入っています。

■考え抜いたらどんどん増えて、

どんどん増えたら紙に書いて、 紙をまとめたら1枚なんです。

■だから、全部お見せすれば満足なのでしょうか?

そう、A4用紙1枚にまとまらない企画書なんて、 2㎝以上ある飛騨牛の脂身みたいなもんなんです。

■要は、好きな人にはたまりません、ってものです。

でも、それって脂だよ。ですから、ダシなんです。 そう、メインの料理にダシを出すなんて失礼です。

■そして、無能さは量に比例する。

だから、長けりゃ長い文章ほど、 厚くて多い紙の高さと枚数ほど、

■まとめるチカラがない証拠です。とっても常識だと思うんですが、

紙も満足にまとめられない奴にまともなお仕事ができる訳がない。 許されるなら、たった一行の俳句にまとめて見せたいくらいです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

だから、A4用紙1枚以上の企画書なんて書きません。 プリンターのインクが減るだけでもったいないんです。

エプソンのインクカートリッジって結構、高いんで、 今まさに、マゼンダが切れたまんまの状態なんです。

で、たった一色切れているだけなのに、 モノクロの印刷もできないものなのね。

無意味に無駄に無秩序に納得が行かん。

だから、お客さんが喜ぶやり方なんて簡単です。

きっと分厚い企画書を持って走って行くだけで、 汗を掻いて必死にやっているように見えるので、

それで目を細め口元を緩めながら喜ぶはずです。

肝心なことって、そんなんがお客でいいのかどうかです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━