砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0616滴:主任のススメ

高校時代になんとなく気分を変えたくなった私は、一気に丸坊主にしたら、 万引きをした懲罰だと数人から白い目で見られた@別に構わない杉山です。

ちなみに、何色の目で見られようと真夏の蚊に刺された程にも感じません。

ですから、そう思う奴ってそう思うだけの過去があるからそう思うんです。

さぁ、そんな丸坊主にしたら富士びたいがくっきり出てタコ八郎そっくり ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■小さな会社には滅多に存在しない小さな役職ですが、

大きな会社にはどこにでもいるのが主任です。そう、 平社員が平社員ではなくなる最初の役職が主任です。

■だから、悪いことさえしなければきっとだれでもなれます。

そして、だれでもなれる主任のままで終えるんです。要は、 大きな会社のサラリーマンは主任が一番楽、ってことです。

■主任と課長のその違い。

主任の上が課長ですが、 課長の方が下なんです。

■それって給料の手取りの額のことです。そう、

固定給と役職手当は課長の方が上なんですが、 残業手当は平社員&主任までしかつきません。

■そして、多くの平均的なサラリーマンたちは、

残業手当で住宅ローンを返済します。だから、 課長に昇進した暁にはお小遣いが減るんです。

■部下が増えてお小遣いが減るのは、

真綿で首を絞めるようなものです。多くの場合、 部門の売り上げよりも家計の収支を気にします。

■ですから、部長になれないって思ったその段階で、

間違っても課長になどならないことです。だって、 課長って会社にとって経費削減策の最良の手です。

■人件費は減るは責任は転嫁できるはで、

大きな会社の思う存分、思うツボです。だから、 可処分所得が増えて責任が小さいのは主任です。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

こんな私が知っている大きな会社をアタマに浮かべて、 一人一人の顔を思い出しながらお話しました。だから、

この物語は悲しいけど実在するノンフィクションです。

そう、どんな立派な役職とか役付けでも、 自己満足以外のなにものでもありません。

その会社の中でしか通用しないものに価値などありません。基本的に、 ロッテリアの割引券をマクドナルドに持って行っても使えないんです。

でも、それの逆だったら意外と通用するかも知れません。 そう、自分が思うほど回りはなんとも思っちゃいません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━