砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0769滴:女の意地

県の道を県道と呼び東京の道を都道と呼び大阪と京都の道を府道と呼んで、 北海道の道を道道と呼ぶ@県道しか一発で漢字の変換ができない杉山です。

ちなみに、都道も府道も道道も岐阜県在住のDELLでは変換できません。

ですから、きっと東京や大阪や京都や北海道のDELLは特別な仕様です。

さぁ、そんな福島より上の寒い地域のパソコンはきっとみんな寒冷地仕様 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■名誉欲が異常な中小企業診断士と金銭欲が旺盛な司法書士が、

お互いの状況を話すためにわざわざ我が家にやって来ました。 私は二人の会話を円滑に進めるために司会進行を務めました。

■それはもう最初から壮絶な愚痴の言い合いでした。

こんな奴等が国家資格者でいいのかと思いました。 田原総一郎に徹するために髪を七三に分けた私は、

■「それではここでCMどうぞ」と言いながら、

その過激な愚痴の言い合いを時々遮りました。 「ちょっと待って下さい。じゃあ女性ですか」

■見事に愚痴の本質を見抜いた私が言いました。

そう、二人の愚痴に共通する対象は女性です。 要は、女性の開業者が増えて来ているんです。

■金銭欲の司法書士が「法務局で泣くんだよ、女は」と言いました。

「泣くと男には厳しい局員も女の司法書士には優しいんだよ」と。 名誉欲の中小企業診断士が「ひどい話だ」と難しい顔をしました。

■「ちょっと待って下さい。どうして女性が増えたんでしょうか?」

私は体を斜に構えてすっかり田原総一郎でした。「分からんねぇ」 名誉欲の方が「おそらく頭がよくなったのかな?」と続けました。

■「ちょっと待って下さい。あなた方はバカですか?」と私が言うと、

「あなた方の試験は合格までに3年以上は掛かる難関の試験でしょ。 じゃあ今年に合格した人は3~5年以上も前に勉強を始めた人です」

■私は『NEW23』の筑紫哲也に変わっていました。そして、

女性は合格するまで試験を受け続けるから合格するだけです。 男性は合格する能力があっても3年以上も続かないだけです。

■そして、髪を振り乱しながら滑走路を走り続けていた女性が、

合格して飛び立ったら今度は今までの苦労をお金に換えます。 だから、目的を持った女性は手に入れるまで続けるはずです。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

きっと単年で勝負が決まる試験なんかだったら、 絶対に男性の方が女性よりも有利だと思います。

瞬発力は男性の方がありますが、 持続力は女性の方が上なんです。

だから、男性はヘリコプター型で一気に上に上がりますが、 女性は飛行機型で延々と滑走路を走りながら飛び立ちます。

そう、ヘリコプターは遠くへは辿り着きません。 でも、飛行機は地球上のどこへでも飛ぶんです。

髪を振り乱して必死に勉強していた女性を知っていますが、 彼女は5年の歳月を掛けて難関の司法試験に合格しました。

そして今、ノエビアの看板のような化粧をしたその彼女は、 費やした5年の歳月を確実に着実にお金に換金しています。

そう、目的を持った女性はそれを実現するまで続けます。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━