砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第0916滴:本当のカッコよさ!

節分の日にその年の縁起の良い方角を向いて巨大な太巻きを食べる習慣を 恵方巻きと世間では呼んでいる@今年の恵方巻きの対策を考えた杉山です。

ちなみに、今年の縁起の良い方角はどなたが決めたのか北北西らしいです。

ですから、巨大な太巻きでは普通なので栗蒸羊羹の一本食いに挑戦します。

さぁ、そんなまだ少し咳が出て辛いけど男にはやらねばならぬときがある ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■いつも言っていますが、私は仕事にしても遊びにしても、

善悪じゃなくてかっこいいと思ったことをやりたいです。 極端な話、それが法律に触れようが構わないと思います。

■ただ、法律に触れることは基本的にかっこいいとはまず思いません。

私が大学に入った最初の夏休みに中学の同級生に偶然、会いました。 その同級生は非常に温厚でだれからも親しまれる優秀な人間でした。

■彼は「ダーリン、どこに行っとるの?」と訊ねたので、

私は「名城の法学部や」と岐阜バスの中で答えました。 私のニックネームは小学3年生の頃からダーリンです。

■彼は東京理科大学の理工学部に通っていました。

私は彼が名城大学の理工学部に合格したことも、 彼の友人から聴いて随分前から知っていました。

■しかし、彼はその事実を一切、口から出さずに、

ニコニコと「どんな大学?」と私に訊ねました。 私は「かっこ悪ぃ奴!」と心の中で叫びました。

■きっと私と同じ大学を受けたということが汚点だったんです。

私は生まれて初めてのパーマをかけて凹んでいたときでした。 そのおばさんのようなアタマで人間の見栄を少し考えました。

■かっこつける奴ほどかっこ悪いんだ。

本当のかっこよさと言うものはだな、 全部さらけ出したその後にしかない。

■ま、こいつもローンで買った中古車を自慢するバカと同じか。

そう思ったらもう二度と会うことはないと自分に誓いました。 他人をごまかせても自分をごまかした時点でかっこ悪いんだ。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

大学の頃に身につけた人間の善し悪しを見分ける方法があります。 それは車を自慢する奴かどうかで人間の幅を判断をする方法です。

ま、基本的に男ばっかですが、 車を自慢する男は確実に薄い。

マシンが好きで車に興味を持っている奴はいいんですが、 単に買ったばかりの車を自慢する奴は醜い見栄の塊です。

この42年間に例外は、ない。

私が車の免許を取得したのは20歳です。 それまで鉄の塊としか思えませんでした。

新しい事業を立ち上げたのに「別に売れなくてもいいんですよ」と言って、 続けて「その後の策はちゃんと考えてありますから」と言う奴は無能です。

新しく立ち上げた事業が別に売れなくてもいい訳がない。 それは売れなかったときのための前もっての言い訳です。

本人はかっこつけているつもりでしょうが、 周りから見ればすっげぇかっこ悪いんです。

精一杯やってダメだったら次の策を考えればいいんです。 絶対に成功させる!と啖呵を切るその後姿がかっこいい!

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━