知り合いの編集者から「昭和のアニメに関するコラムを書いて欲しい」と、 ５日前に電話があったので劇画チックに仕上げた＠非難を浴びた杉山です。
ちなみに、ハイジをゴルゴ１３と戦わせる感動のストーリーを書きました。
ですから、タイトルを「アルプスの少女は意地」にしたら却下されました。
さぁ、そんな報酬がＤＶＤ３枚という仕事なんてこんな程度で上等なんだ ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ～ッとお読みください。
■先月は、元社長だったホームレスのお話をしましたが、
今日は、元ホームレスだった私のお友だちのお話です。 そのお友だちが住んでいる場所も前者と同じ大阪です。
■こう見えても私もときどき凹みます。
なにか原因があれば取り除きますが、 なにも原因がないから厄介なんです。
■そんなとき大阪に住む上辻均ちゃんをいつも思い出します。
彼は、どっかの国の女性と結婚して子どもを授かりました。 でも、妻と子はどっかに買い物に出かけたまま戻りません。
■彼は、モーレツな借金を背負い、
マンションを追い出されました。 そして、長居公園で寝泊りです。
■しかし、多くの方の好意＆援助のおかげで、
今ではちゃんとカタギの生活をしています。 それどころか、とっても羨ましい生活です。
■均ちゃんの周りには、たくさんの人っ気があります。
それはお友だちに囲まれた暖かい環境ってことです。 いくらお金があったところで心の満足はできません。
■世の中の人はまったく気づいていませんが、
お金は０～９の「数字」なんです。だから、 数字に管理される世界に幸せは訪れません。
■人間として喜怒哀楽はとっても大切なことですが、
多くの人は喜怒哀楽ではなく一喜一憂ばかりです。 幸せは浮いたり沈んだりするものではありません。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
食って飲んで寝て笑う本当に毎日が楽しそうなスーパーヒトシ君です。
大阪のお茶会探訪のときに初めて会いました。 一度も写真を見たことがありませんでしたが、
会った瞬間にパッとこの人だと分かりました。 そーいうなんとも言えないニオイがしました。
ま、当然、すべてを見習うつもりなど毛頭ありませんが、 苦しいときに「均ちゃんどうしてるかな」と思うだけで、
なんの根拠もなく無意味に元気になれる自分が好きです。
みなさんもどうしようもなく大きな壁にぶち当たったら、 大阪に向かい「均ちゃんお願い」と呟くだけでＯＫです。
ただ、なんの解決にもなりませんので努力はして下さい。 幸せは浮いたり沈んだりするものでは決してありません。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
