ネットで手作りパンを販売する女性から商品のネーミングを頼まれたので、 ゴマをまぶしたパンにダルメシアンと名付けた@真剣に怖かった杉山です。
ちなみに、クリーミーなチーズが入ったパンをマルチーズと名付けました。
ですから、ニラを詰めたポメラニアンという新商品はどう?と勧めました。
さぁ、そんなニラと言いかけた時点で目尻の皺が深くなって殺気を感じた ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■随分前にも言いましたが、どんな社長でもカメラには弱いです。
デジカメを向けるだけで襟を正して間違いなくかしこまります。 私は初めてお会いする社長には「笑って!」と脅して撮ります。
■それだけで立場が確実に優位となります。
ましてや、サイトにアップすると言うと、 社長は「今の写真見せて」と確認します。
■しかし、それだけで帰ると単なる怖い人で終わってしまいます。
だから、私は「名刺をもう一枚下さい」と渋い笑顔で呟きます。 すると「え、なんに使うの?」と90%の社長は訊き返します。
■あとは「大切に取っておきます」と言えばOKです。
目の前の社長は喜びを押し殺してもう1枚くれます。 そして、おそらくはそのことを3年間は忘れません。
■「名刺を下さい」と言えば言うだけ相手は喜びます。
だって、その人の分身と同じようなものだからです。 それに1枚あたりの単価が数円で苦にもなりません。
■ポイントは、相手が持っているものをもらうことです。
すると相手は自分を認めてもらったと勘違いをします。 本当は相手の手垢がついているものや身につけている
■なにかを要求するのが一番ですが、
下手に高価なものだと引かれます。 それにきっとゴミになるだけです。
■私が今までに「名刺をもう1枚下さい」と言って、
嫌な顔で拒否されたことなんて一度もありません。 それどころか今ではベッタリのいいお客さんです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
ダイアン・レインかだれかは忘れちゃいましたが、 アメリカのとっても有名な女優が来日したときに、
「だれも相手をしてくれない」と言ったそうです。
要は、この人は人気があるから近づけないとみんな思います。 でも、周りのみんながそう思っているので孤独になるんです。
それと同じように立派な社長になればなるほど、 周りの人間たちは近づこうとはしないものです。
だから、私のように意味もなく「名刺をくれくれ」とねだる奴は、 鬱陶しい奴と思われながらも目を細めては「ほい」ともらいます。
その人が持っている品をおねだりする奴は、 間違いなく可愛い奴だと思われるはずです。
その人の名前が入って単価が一番安い品が名刺なんです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━