砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1004滴:履歴書の価値を上げる方法

日経新聞に小学生が受験した全国模試が載っていたので気分転換に解いた @おそらく東京の小学生向きで岐阜の小学生では困難だと思った杉山です。

ちなみに、さか上がりができなかった。(だから)、がんばって練習した。

ですから、友だちの自宅に電話をした。(だから)、友だちはいなかった。

さぁ、そんな基本的に(だから)という接続詞はどんな場合にでも使える ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■今までに20社以上の採用面接に立ち会ったことがあります。

責任も重いですし非常に疲れるので最近ではお受けしません。 今日は、今までの経験で得た社長の面白い偏見についてです。

■面接のときに嫌でも見るのが履歴書です。

履歴書の中で最初に目が行くのが学歴で、 その次に目に付くのがスポーツの欄です。

■45歳以上の社長は、武道か球技かで選別をします。

生まれ育った古い時代の感覚なので仕方ありません。 だから、まず陸上競技はスポーツとみなされません。

■心の中で「走るだけでしょ?」と必ず思っています。

面接を受ける会社の社長の年齢が45歳以上ならば、 柔道か空手と書いた方が履歴書の価値は上がります。

■当然、スポーツは学歴ではないので、

間違っても学歴詐称とはなりません。 それに部活動とは言っていないので、

■近所の公民館で一日だけ体力づくりとして道着を着れば十分です。

次に45歳未満の社長だと個人競技か団体競技かで選別をします。 基本的にチームプレイというカタカナをこよなく愛す世代なので、

■できるだけ個人競技より団体競技を書き込むことをお勧めします。

つまり社長の年齢が45歳以上でも未満でも陸上競技は辛いです。 立ち会った面接で「何年続けた?」と訊ねた社長は1人だけです。

■採用面接において履歴書はとっても重要な判断材料です。

いくら頑張っても作り笑顔の写真には限界がありますし、 今さら大学に行って学歴をよくすることなどできません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

私は、最もしつこく訊ねるのが親兄弟の仕事についてですが、 スポーツのことについても相手が嫌がるほど執拗に訊ねます。

僕は柔道が好きです!と目の前の若いもんが言ったら、 東京オリンピックで神永選手を決勝で破ったのはだれ?

と、静かに質問をします。でも、彼は答えられません。

陸上競技のことをいろいろと言いましたが、 私がそう思っている訳ではなくて社長です。

私がなんともならないと思っているスポーツは、 バスケットボールです。本当になんともならん。

まずそれを選択した時点で「なんでなの?」と思います。 ま、いろんな理由があるにしてもちょっとズレています。

当然、まともでマジメな奴も結構、いるとは思いますが、 私の周りでは琵琶湖でマグロを見つけるくらい困難です。

あ、問題の正解はオランダのアントン・ヘーシンクです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━