砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1065滴:戦場の時計

真剣に暑いので「羊が1匹、羊が2匹」と呟いて映画『シャイニング』の ジャック・ニコルソンを演じた@下の娘が泣き叫んだけど続けた杉山です。

ちなみに、「仕事ばっかではダメになる!」と叫んで娘を追いかけました。

ですから、「夏休みは旅行に行かなくていいから」と娘は泣き叫びました。

さぁ、そんな計画どおりに運んだけどシャイニングごっこが癖になりそう ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■ジャックになった私は、階段から転げ落ちて脇腹がアザだらけです。

斧の代わりに30cmのモノサシを持って家中を追い掛け回しました。 気が狂いたくなるほど暑かったのと少し酔っていたからできました。

■お話はコロッと変わってマジメな会社の見分け方です。

私は多くの会社を訪れますが、どの会社にもあるのが、 壁に掛かった大きな時計です。ほとんどセイコーです。

■しかし、正確な時を刻んでいる時計は少ないです。

3~5分くらいは平気で違います。下手をすると、 電話の117で確認すると10分以上も違います。

■その会社の社長に「合わせましょうよ」と私が言っても、

そんなこと大したことでもないのに…という顔をします。 会社の基準となる時計がズレていたらすべてがズレます。

■説教染みた朝礼なんてやらなくてもいいから、

始業の前に社員の腕時計を合わせるべきです。 時刻が違っているとお客さんとも会えません。

■すると多くの社長は「軍隊じゃないんだから」と言います。

だったら軍隊みたいな朝礼をするなよと思います。それに、 ビジネスマンが一歩外に出れば戦場だと言わないで欲しい。

■多くの人は海外旅行に行ったときに、

1秒単位で真剣に時刻を合わせます。 目的地に着く前の機内で合わせます。

■それは、周りがすべて敵だと思っているからです。

異国で当てになるのはパスポートと時計だけです。 一歩外に出たら戦場なんだから合わせましょうよ。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

私は、電話の117が本当に大好きです。 正確な時刻が知りたいときだけじゃなく、

たった一人で孤独を背負っているときも、 時刻を告げる音声に笑顔で頷いています。

だから、そんな話はどうでもいいんです。

本当にズレてんですよねぇ。 ほとんどの会社の時計がね。

たた単に基準がバラバラになるだけじゃなくて、 来客した人も「いい加減だな」と思うはずです。

平成19年も半分以上も過ぎたというのに、 平成17年の専門書が書棚に入っていたら、

それだけでその会社の価値は簡単に下がる。

時計は、まったく意識がなくても眺めてしまうものです。 毎日、時刻を整えるだけで会社の評価は上がるはずです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━