砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1198滴:借家の人々

埼玉県のお客さんから大量のチョコレートをもらった私は我慢ができずに 1リットル分くらいのチョコレートを一気に食った@死に掛けた杉山です。

ちなみに、1リットルというのは飽くまでもすっごく多いという例えです。

ですから、今、心臓が止まったら変死なので司法解剖されると思いました。

さぁ、そんな胃の内容物がチョコレートだけだときっと他殺と断定される ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■どんなに不景気でも住宅は売れます。

バブルがはじけようがはじけまいが、 数千万円もする住宅は必ず売れます。

■それは、サラリーマンの最終的な夢だからです。

この先、絶対に苦しくなると分かっているのに、 月々7~8万円の返済を30年近くも続けます。

■サラリーマンに「なにがしたいの?」と訊ねると、

ほとんどの人は「家を建てたいです」と答えます。 どう言う訳だか借金を抱えることが好きなんです。

■間違いなく苦しくなるんですよ。

でも、その道を必ず選択します。 私は、約10年前に建てました。

■今だったら100%建てることはあり得ません。

私が県営アパートの尾崎団地に住んでいたとき、 同じB3棟の住人は高ッい車に乗っていました。

■そう、自分の家を建てることをあきらめたからです。

家が欲しくない訳じゃなくて自分にはもう無理だと、 あきらめたから500万円もする車を買ったんです。

■そのとき「バカな奴らだなぁ」と真剣に思ったものです。

でも、建てた私もバカでした。あと20年も返済ですよ。 500万円に乗る奴も住宅ローンを抱える奴も同じです。

■あきらめて高級車を買った奴もあきらめずに家を建てた奴も、

傍から見れば正反対に見えても苦しむことには変わりません。 望んで借家に住む人が最後には成功すると今は思っています。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

あきらめてそこに住む人間じゃないですよ。 そこを望んで住む人間が絶対に成功します。

地べたは、あの世にまで持って行けません。

動産であろうが不動産であろうが、 返済する福澤諭吉の顔は同じです。

住宅もそうですが、社屋ならもっとそうです。 新しい社屋を建ててだれが喜ぶのでしょうか。

そうです。地元の工務店だけです。

見栄の塊のくだらない夢を実現したがために、 この世に生まれた喜びが消えてなくなります。

30年住むだけでしょ。 絶対に借家が一番です。

新しく建てたところで住宅ローンが終わる30年後には、 日本の住宅はボロボロで建て替えるようにできています。

死ぬまで借金のスパイラルですよ。

なにものにも囚われずに借家を望んで住むような人間は、 どんなことがあろうとも人生でコケることはありません。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━