先日、バローの領下店で値札をまったく見ることなく買い物金額の合計を 3000円ピッタリにしようと試みた@電卓を片手に燃え尽きた杉山です。
ちなみに、19品目で2860円というネタにもならん微妙な結果でした。
ですから、3000円を超えないあたりが気が弱い性格を物語っています。
さぁ、そんな来週の日曜日には西友でピッタリになるよう根性を見せます ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■それが作り話か実話なのかはだれにも分かりませんが、
秀吉が信長の草履を懐に入れて温めた逸話は有名です。 よく「そんな社員が欲しい」と社長はおっしゃいます。
■でも、そんな胡散臭い社員なんて要りませんよね?
これは、陰で尽くすという美談に用いられますが、 草履に足を通せば温かく感じるに決まっています。
■だから、間違っても陰の尽力なんかではありません。
評価されたいという見え透いたパフォーマンスです。 しかし、そうでもしないと目立つことは難しいです。
■陰の尽力だけは100%報われません。それは、
相手が理解してくれないようなバカだからです。 極端な話、温かい草履に気づかない奴もいます。
■もっと言えば、約束の時間ギリギリに駆け込んだ営業マンと、
20分前から先方の会社の前で待機していた営業マンとでは、 悲しいですが間違いなく前者の方が高く評価されるはずです。
■額に汗を掻いているからです。
人知れず尽くした努力なんて、 だれも分かってはくれません。
■だから、秀吉ではなくて気づいた信長が立派なだけです。
社員が10人もいれば、尽くしている奴は1人はいます。 しかし、そんな努力に社長がまったく気づかないんです。
■草履が温かいかどうかも分からない鈍い社長に、
社員がどうのこうのと言う資格などありません。 随分と前から尽くしている社員はいるはずです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
「草履、温かいだろ!」と叫びたくなる相手が多いこと多いこと。 いくら人知れず尽くしたところで、それが伝わるとは限りません。
でも、それは両方に責任があります。
それをやるに値しないような相手だったのと、 見え透いたパフォーマンスが下手だったのと。
だから、秀吉も信長も共に立派だったのです。
思うに、社員が10人もいれば、 尽くしている奴は1人はいます。
早く気づいてあげないと間違いなく去って行くはずです。
一方、見え透いたパフォーマンスがサラッとできる奴は、 賢いかちょっと足らないかそのどっちかしかありません。
そう、足元の草履が温かいかどうかよく感じることです。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━