砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1318滴:成功と失敗の分岐点:30日後の計算方法

横浜で雑貨店を営む34歳の高橋という名前の女社長が「苗字が3文字の 男性と結婚がしたい」などと抜かした@知り合いの中から探した杉山です。

ちなみに、なぜか「佐々木」と「長谷川」と「久保田」は例外だそうです。

ですから、「大久保は?」とメールを送ったら「NG」と返って来ました。

さぁ、そんなこの4者だけでも約30万もの世帯を敵に回したことになる ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■昨日、埼玉県の男性とスカイプで2時間ほど話しました。

そのときに「失敗する起業家の条件」を訊ねられました。 成功する条件を訊かないあたりが、ちょっと感心します。

■そして、その答えは簡単です。

仕事を掛け算で考える人間は、 間違いなく失敗するはずです。

■しかし、掛け算をこよなく愛す人間が社長になります。

だから、私は頭の悪い社長をターゲットにしています。 だって、隙のない奴からはたったの1円も取れません。

■世の中で、だれにもまったく相手にされず、

どうしようもない人間が社長になるのです。 だからこそ、近くで見ていても飽きません。

■社員に給料を支払うために自分の役員給与を削っています。

毎月10万円で暮らしている社長がそこら中に存在します。 とても立派だとは思えませんよね。家族が可哀想ですよね。

■しかし、どうしてこのような社長が氾濫するのでしょうか。

それは、一日の売上げ金額を30日で掛けているからです。 平気で「1万円×30日=30万円」と計算をしています。

■だったら、土日も働くのかよ?と、まともな私は思います。

分厚い経営計画書の通りには絶対に事は上手く運びません。 着実に「1万円+1万円+1万円+1万円…」が正解です。

■そう、仕事も家庭も人生も、すべては足し算か引き算です。

掛けていいのは焼きソバのソースだけで、割っていいのは、 水割りに入れる氷だけです。先よりも今を見つめましょう。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

社長専属という肩書きを付けると、社長のことが好きだとか、 世の中の社長を尊敬しているとか大いなる勘違いをされます。

たしかに、社長という1つの存在には興味はあります。 しかし、それは東山動物園のコアラと同じレベルです。

見ているとなにげに可愛いです。でも、 あまり動かないので蹴りたくなります。

申し訳ありませんが、尊敬している人間からなど、 恐れ多くてたったの1円も取ることはできません。

平気で掛け算をするような社長だから構っているのです。 毎日、コツコツと足し算で積み上げるような社長ならば、

もったいなくてこんな私になど絶対に1円も払いません。

隙のない奴は払いません。隙だらけの奴を狙うことです。 要は「1万円×30日=30万円」と計算をする奴です。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━