砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1426滴:今、望まれる外様社長

前からちょっと抜けていると思っていたお客さんが「岐阜の市長さんって、 ホテルを持ってるんですね」と言った@説明するのも嫌になった杉山です。

ちなみに、サイトに書かれていた記事をサラッと流し読みしたらしいです。

ですから、それには「岐阜市長良福光にあるホテル」と書かれていました。

さぁ、そんなそれは長良福光という地名で岐阜市長の良福光さんじゃない ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

■小さな会社を継ぐ人間は、社長の息子しかいません。

例え、それがバカでも漢字を知らなくても息子です。 でも、社長に息子がいない場合もたくさんあります。

■そんなとき多くの会社では、

社員の中から選んでいます。 生え抜きを二代目にします。

■すると、約85%の確率で潰れます。

それはなぜなのか?答えは簡単です。 先代の悪い部分を踏襲するからです。

■先代の悪しきやり方だけを忠実に再現するからです。

だから、融資をしていた十六銀行は回収に入ります。 ここは潰れる!と思った十六銀行は速攻で動きます。

■ほとんどの社長は、息子がダメなら生え抜きを抜擢しますよね?

生え抜きってのは、ズッと昔から在籍する番頭のことですよね? 昔からいる番頭は、先代の趣味から愛人まで知っていますよね?

■だから、番頭が跡を継いだら間違いなく愛人を作ります。

これについては100%と言い切ってもいいくらいです。 私が知っている事例だけでもなんと15以上もあります。

■外様(とざま)しかありません。

息子がいなければ、内ではなく、 外から社長を連れてくるのです。

■できれば、その業界の知識も経験もまったくない人間です。

下手な癖も自負も持ち合わせない外様社長が理想なのです。 勇気がいる抜擢ですが、これしか生き残る道はありません。

┃編┃集┃後┃記┃───────────────────

たしかに、外様の欠点もちょっとはあります。 でも、相対的に見るといい点の方が多いです。

1~10まで先代のいいも悪いも知り尽くした番頭が、 マジメ&まともな仕事をするとは常識では思えません。

それどころか、今までズッと下積みだったので、 一気にパ~ッとはじけるのが普通だと思います。

間違いなく会社のお金を使い込む。 スナックのお姉ちゃんに入れ込む。

私が番頭だったら、そうなる自信はあります。

クラブは高そうだしボロが出そうになるので、 若宮町のスナックに行ってはじけるでしょう。

溢れる知性と教養の塊である私でさえもそうなるのです。 そこらの安い番頭なんてまず間違いなく廃人となります。

嫁さんはドイツ人。社長なら外様が一番いいと思います。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━