20年以上も前に作った「一発屋」というカセットテープが出てきたので、 懐かしいあの頃に戻って耳を傾けていた@思わず涙が溢れ出した杉山です。
ちなみに、中でも一番のお気に入りは伊藤敏博の『サヨナラ模様』でした。
ですから、伊丹哲也&Side by Sideを一体、何人の人がご存知でしょうか。
さぁ、そんな鹿取洋子の『ゴーイング・バック・トゥ・チャイナ』は最高 ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■約3年ほど前に、肩まで髪が長かった若者と会いました。
当時の彼はフリーターでバンドに明け暮れていましたが、 2ヶ月前に会ったときには思いっ切り七三の髪型でした。
■一体、彼の身になにがあったというのでしょうか。
そう、彼は結婚してサラリーマンになったのです。 それまでは「髪は命」と言っていた彼だったのに。
■結婚をするとそれどころじゃありません。そうです、
家族を養うためなら丸坊主にしてもいいくらいです。 ギターを電卓に変えて一生懸命に働いているのです。
■でも、それっていいことなのでしょうか?
きっと5~6年もすれば疲れるでしょう。 家族を養うためでは気持ちが続きません。
■下手をするとそんな家族が足かせとなってしまうのです。
昨日まで家族想いのマジメな夫が急に家を飛び出したり、 筆舌に尽くし難いような事件を起こすのはそのせいです。
■仕事は、絶対に「生きがい」には成り得ません。
やりがいはあっても、生きる糧にはなりません。 妻のため、子どものためにではいつか潰れます。
■ましてや、地域のため、社会のためなど100%言語道断です。
だから、その人だけの「錦の御旗」があるかどうかが肝心です。 自分の行為や主張などを権威づけるために掲げる大義名分です。
■大きな「生きがい」は絶対に長くは持ちません。
小さな「錦の御旗」を掲げられるかどうかです。 要は、その人さえ満足すればそれでいいのです。
┃編┃集┃後┃記┃───────────────────
NOTES:錦の御旗(にしきのみはた) 生きる糧(いきるかて)
人のためのモチベーションは、長くは持ちません。 たしかに、美しくは映ります。でも、続きません。
それが血の繋がった家族であってもです。
だから、家出とか悲惨な事件が起きるんじゃないですか。 妻のため、家族のためにという想いが強ければ強いほど、
昨日までマジメな夫はあらぬ方向へと足を踏み外します。
仕事が楽しい!と胸を張る人間もいるでしょ。 でも、それは決して生きがいではありません。
単なるやりがいです。きっと勘違いをしているだけです。 そして、やりがいは死ぬまで続きません。途中で↓ます。
守りたいものがあるのなら「錦の御旗」を掲げましょう。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━